不動産鑑定士試験 独学の勧め ②

前回の記事の続編が欲しいという意見を頂いたので、久しぶりになりますが記事を書いていこうと思います。

独学を推める最大の理由は、

そちらの方が効率の良い勉強ができるから。」

とある予備校の指導はやたら暗記を勧めるます。経済学なんて一番暗記ベタ張りが効きにくい科目なのに、暗記レジュメの暗記を推奨されます。予備校の答練はそれで乗り切れるかもしれませんが、本試験では見事に爆死ししてしまいます。

民法にしたって、やたらと論証例の暗記が推奨されますが正直これも非常に効率が悪いです。正直に言ってしまうと、

論証を覚えることと、問題を解く力には因果関係はほぼ無い。

というのが真実です。

民法の問題を解けるようにするためには、事案を分析して必要な条文や論点を抽出する力を養わなければいけません。正確に論点を抽出できないのに、論証をいくら覚えても意味はないです。なのに某予備校の指導では、

「論証を覚えろ。」

としか言われません。正直に言って、あれだけ長い論証を覚えるのは時間がかかりますし、本試験では予備校の答練と違って論証例を正確に覚えてるかなんていうのは判断の対象外なので、論証を正確に覚えることは、本試験対策の観点からは無意味です。

知識のインプットに関しても、今は全科目分かりやすい教材がそろっているので、高い金額を払って予備校の授業を聞く必要もないのではないかと思います。

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