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523 米消費者物価 2024年5月

Fedが早期に利下げするとすれば、その根拠の一つが家賃を除くコア消費者物価前年同月比上昇率が再び2%を割ったことだ。
(家賃を除くコア=家賃・食料・エネルギーを除く)
Fedは家賃にとらわれると判断を誤るとして、家賃は考慮外にしている。家賃はテクニカルな事情で高止まりしているが、時間をかけて上昇率が低下してくるのは確実という考えだ。
なお、最終的な目標はPCEコア物価上昇率が2%になること。

家賃を除くコア消費者物価前年同月比上昇率が再び2%を割ったが、コロナ前は1.5%程度だったので、まだ目標通りに低下したとは言えない。

今回市場が喜んだのは、より足もとの状況を表す3か月前比上昇率が反騰していたのが、再び下落したこと、

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