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405 米国 驚きのISMサービス業指数

twitterを見ていると、金融引き締めや、マネーの伸び率、イールドカーブなどを出して景気後退を警告する人が多い。しかし、今は景気堅調だ。

そもそも、何故景気堅調か?

住宅バブル崩壊(リーマンショック)後、消費は落ちたが、すぐ新しい増加トレンドを形成。それがパンデミック後の景気対策(失業給付など強烈なお金のバラマキ)で(消費は)異常に上方へシフトした。景気が強くなったので、それに合わせて賃金が増え、可処分所得が増え、消費堅調が維持されている。

金融引き締めやそれに伴う住宅不況で、企業の景況感は悪化したが、実体経済は堅調である。FRBは手綱を緩められない。それでも、中国(不動産デベロッパーの過剰投資、過剰債務が崩壊)にけん引されてグローバル経済は軟化、原油価格が調整、インフレが鎮静化しつつあり、利下げの検討を始めた。

そんな矢先、ISMサービス業(旧非製造業)指数に異変があった。

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