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530 長期データ GDP 消費者物価

長期的観点から何かわかることがないかと、長期データを見始めたが、特に何もなかった。
というわけで、ボツなんだけど、せっかくだから、一部長期グラフを載せておく。たぶん、あまり見たことがないはず。

以下、1970年を起点にしているが、特に意味はない。どこを起点にするかでイメージが変わってくるので注意。

物価は、とにかく80年代前半からほぼ横ばい。いいことではあるが、経済成長にとっては好ましくないかもしれない。なぜなら、今買わなくても(価格はあがらない)と思うので、消費が鈍る。
国内的にはともかく、海外物価は上がるので、外人から見れば、日本の物価は安く感じる。日本人の海外旅行には厳しい。
1997年以降、名目GDPも拡大していない。付加価値の増加がないので雇用者報酬も上がらない。物価が上がっていないので、生活はしていけるが、活気に乏しい。国内的にはともかく、外国経済は拡大しているので、日本のプレゼンスは小さくなる。
2012年から円安。それまで円高を享受していたのが、一転して円安苦境に。
実質金利がマイナスになっている。97年や2014年は消費税増税の影響だが、今回はヤバい。
今までは預金をしていても、目減りすることはなかったが、今は、預金だと部kkが上昇しているので預金の実質価値がマイナスになる。あせって、金利が高い外債・外貨預金に走り、円安を助長している。

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