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米国 卸売物価上昇率は徐々に低下

米国 卸売物価上昇率は徐々に低下
昨日(11月15日)発表後、金利低下期待が高まり、一時大きくドル下落の展開になった。
米国の卸売物価指数(生産者物価指数)の上昇率は徐々に低下している。これを追って、消費者物価上昇率も低下していくだろう。それはいいが、
(1)どこまで低下するかは不透明。
(2)ジワジワした低下だと、なかなか消費者物価2%上昇以下に届かない。長引くと、インフレ期待が定着してしまう可能性がある。

市場の反応は、 利上げペースの減速に期待しすぎているように思える。

消費者物価上昇率も低下していくだろう。問題は、どこまで低下していくか? どこまで利上げのスピードを緩められるか?

コアのPCEの10月のデータは12月1日だが、どうなるか?

生産者物価指数の前月比は年率でほぼ2%まで低下している。


10月の米卸売物価指数、0.2%上昇 市場予測下回る: 日本経済新聞


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