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2022年11月23日の米国の経済・市況

この日は経済データなどの発表の集中日だったのに、書いていたものが消えてしまった。残った部分だけupする。残念。noteは保存しなくても、保存した部分まで消えてしまう。この仕様には今後要注意。


企業活動指数(PMI)が縮小したこと、失業保険申請件数の増加、及び、
FOMC議事要旨で利上げのペースを落とす方向に傾いていることが示唆されたことで、
金利は低下、ドル安、株高、金価格高となった。
米ガソリン在庫が先週は300万バレル増と、7月以来の大幅増となったことを受け、原油は反落。

いくつか経済データの発表があった。
米新築住宅販売、10月は63.2万戸 予想外に増加
 米新築住宅販売、10月は予想に反して増加-南部の需要増けん引
米10月新築住宅販売件数は前月比+7.5%の63.2万戸。
耐久財受注全体は1%増、4カ月ぶり大幅増-予想0.4%増

耐久財受注は堅調。リセッションに入る兆候はない。

■この後の一部が消えた。

ディアが急伸、新年度は過去最高益を予想-農家収入増で需要高まる
 米ディア、8─10月期利益が予想上回る 来年度見通しも堅調

利上げペース鈍化、「間もなく適切になる」との見方が多数=FOMC議事要旨
FOMC後のパウエル議長の記者会見とはかなり異なっていた。利上げを継続するが、金融政策にタイムラグがあることから利上げペースを鈍化させるという内容だ。
FF金利の最終水準やその後の政策姿勢の展開の方が、利上げペースよりも重要。今後の政策の道筋は「FF金利の最終水準の見通しを引き上げる必要性」と「利上げを押し進めれば金融安定リスクを高めるとの見方」の綱引きになる。

FRBスタッフ、今後1年間の景気後退確率は約50%と警告-議事要旨
FRBのスタッフエコノミストは「実質民間国内支出の低調な伸び、世界経済を巡るリスク、追加利上げ見通しなど(インフレ沈静化には従来想定よりも大幅な金融状況の引き締まりが必要となる可能性)を背景に、米経済が今後1年間にリセッションに陥る可能性が50%程度に高まったとの予測」を示していた。このような警告は3月の米利上げ開始以来初めて。

なお、今後1年間のリセッション確率はBloombergのモデルでは100%、市場のエコノミストは65%と推計されている。パウエル議長は「リセッション入りがあるかどうかや、どの程度深刻となりそうかは誰も分からない」との見解を示していた。

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