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477 米雇用統計(3)

賃金上昇率と物価の関係を見ると、
(1)2018年くらいから賃金上昇率は高まっていたが、物価の上昇は見られない。パウエル議長が何度も言うように、賃金上昇率の上昇が物価高を招いたのではない。逆に、97年のように、賃金上昇率は高まっているのに、物価上昇率は低下したこともある。しかし、今は賃金上昇率が高すぎて、これを抑制しないとインフレの芽は消えないと考えられている。

そして、賃金上昇率を低下させるには、失業率を上昇させるのが王道だろう。

失業率が上昇すると、物価は低下するだろう。

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