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465 今後の展開

シナリオ
(1)10% 中東問題(イラン-イスラエルなど)がエスカレートして原油価格が100ドルを超え、世界的にインフレが再燃する。第2次オイルショックafterパンデミック。

 (2)30% 米国で 賃金上昇⇒物価上昇 のスパイラルが続き、物価上昇率が2%に近づいて行かない。

(3)40% 米国で、緩やかではあるが、賃金上昇率が低下し、物価上昇率も低下する。(ソフトランディングシナリオ)
 
(4)20% 米国で、利息支払い増を背景に低所得層の困窮が一段と高まる、低迷する商業用不動産市場絡みで大型企業倒産、中小銀行破たんが起き、景気が悪化していく。
 
相場を考える上では、上記以外にグローバル経済がどうなるか、ウクライナ問題がどうなるか、中国(政治、経済)がどうなるかなどなど、考慮すべきことが多すぎる。
 
今、投資家が悩んでいるのは、
(1)株価は押し目買いのチャンスなのか。(日米とも)
(2)米国金利の上昇が続くのか?
の2点である。
そこから派生して、金価格の動向、半導体株の動向、為替相場動向などがある。
 
株の押し目買いチャンスはシナリオ(3)のケースだけである。
金利は、(4)のケースでは低下。ただし、タイミングがわからない。 (3)のケースでは横ばいからやや低下。(1) (2)のケースでは上昇。但し、原油価格高騰をともなわず、グローバルに大アクシデントがあれば、金利は低下しそうだ。


 
ついこの前までは、(3)のケースが70%と考えられていた。上記の確率は時間とともに変化していくだろう。

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