徒歩補な温泉巡り・・・『吉松温泉郷③〜ほぼ家族経営 森のやかた 湯ったり館』

 吉松温泉の温泉銭湯を巡る時に、どこかで宿泊しようと考えた際に利用できる貴重な宿泊施設です。
 食事が出来る日帰り温泉施設+宿泊用の温泉内風呂付きコテージという組み合わせです。
 施設全体を住み込みのご夫婦+通いの調理人の方で切り回しているようで、小さな子供二人もおり、朝夕ともに元気に施設の内外で遊び回っています。運営形態と雰囲気からすると民宿の要素もあるかと思います。
 泉質としては、無色透明のお湯で、吉松温泉郷の中では珍しいかと思います。
 温泉施設の大浴場は、温泉槽と水風呂の2つの浴槽があります。私が訪れた際には、温泉も水風呂もぬるめで温度差が小さく、ちょっと中途半端かなと感じました。しかし、後から常連客と思われる方が入ってきて、壁の蛇口をひねると、温泉・水共に勢いよく出てきて、お湯は熱めに水風呂は冷たくなりました。
 コテージのお風呂は、蛇口をひねって浴槽にお湯を貯めるタイプです。蛇口自体も容量リミッターが付いているので、定量を注ぐと自動停止します。そのため、常時お湯が出ているという状況は実現できません(お湯が止まるたびに蛇口を元に戻せば別ですが)
 逆に言えば、入るたびに入れ立てのお湯が味わえるということになります(そういう形式の家族風呂もありますし)
 温泉に関する記事なので、食事については詳しくは記載しませんが、夕食はちょっと付け合わせが多い定食程度、朝食はお弁当のおかず+暖かいご飯とお味噌汁程度だと思います。実際に朝食の際に、厨房で近所の物産館に出すようなお弁当を作っていました。まぁ、出来たてのお弁当のおかずを食べられたと思えば、得した気分になるかもしれません。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?