私は、同じ短い文章でも、行間に物語が広がっているものとそうでもないものがあるなあと思っている。
その違いを説明するの難しいなって思ってたけど、バラエティ番組で見た俳句の夏井いつき先生の「経済効率の良い言葉」という言葉を思い出して、しっくりきた。
前者には経済効率の良い言葉が含まれているから、明記されていなくてもはっきり情景が浮かんだり、脳内で保管できたり、想像を掻き立てる余地があるのではないかなって。
↓「経済効率の良い言葉」については、この方の説明がわかりやすかった。
程度によっては読み手の深読みのしすぎということもあるだろうけど、行間を感じられる言葉がとっかかりとなって想像が広がっていくのは個人的に楽しい。
文字数制限のない分野だと、齟齬のないようにわかりやすく説明するのも、余計な部分を書かずに想像の余地を残すのも自由で、それぞれにメリット・デメリットはあると思うし、読み手もどちらを好むかはわかれそうな気はする。