第３回 踏力一定ゲーム

■対象者：
・一般の人：☆☆☆☆☆
・サーキット走る人：☆☆☆☆☆

■効果効能：ブレーキのコントロールが上手くなる

■副産物：車の姿勢変化の幅が広がる

けーたこです。Twitterで反響のあったドラテクシリーズ第３回目です。
厳重注意：以下の紹介内容に関し、各自の責任で安全に十分留意して行ってください。

■はじめに

信号が赤になるなど車を完全停止しなくてはいけない状況で、あなたはどうやって止まり始めますか？

停車寸前には「前回書いたブレーキ抜き」をやるかもしれませんが、今回は止まり始めの話です。

※必ず前後に誰もいない状態で行ってください。

■やること

ルールは簡単。
一時停止線など停車目標を決めたら
１、道路脇にある木や電柱や標識等を目印にブレーキを開始すること
２、停止する場所までブレーキの踏み加減を変えないこと
この２点のみ。図にするとこういうことです。

つまり、重要なのはルール２で、「現在の車速で、どのくらい踏んだら、止まれるのだろうか？」と予想し、一発で仕留めるブレーキの力※を設定することです。
※モータースポーツ的には踏む力を踏力（とうりょく）と呼びます。

実際これをやってみると、途中で踏み加減変えたくなる事があると思います。その時に今回は「ちょっと強かったかー」などと調整していき、最終的に毎回、どんな初期状況でも一発で決める様になると内心「よっしゃ」となる遊びです。
※くどいようですが、オーバーラン等は安全を脅かすような事は絶対にしちゃいけませんので、ダメな時は切り替えてちゃんと止まってください。

今日はこんなブレーキの踏み加減に関する遊びの紹介でした！

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