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SE・プログラマーで勤めてる会社が倒産した時に考えておくこと

私の周りでも働いている会社が倒産したという話は珍しくなくなってきた昨今、しかし自分が体験する側になるとは思ってもみませんよね。

今回は私が体験した経験の中で、考えておかなければならないことを皆様にご紹介します。

倒産の通知はいつも突然に・・・。

私の場合はSESでお客様の会社で常駐をしている場面で、突然自社の全体連絡として倒産の予告通知がされました。

しかもその時はすでに月末近くで、動くのには色々と時間が無く選択肢も考える時間もありませんでした。

このまま行くと、翌月からそのお客様のところに出勤ができなくなり、自分は路頭に迷ってしまうという状態に。。

ここで決める事

・現状の現場を維持したい場合
 ①フリーランスでの契約ができる場合はフリーランスになる。
 ②知り合いやツテを使ってどこかの会社に所属し、お客様のところと契約。
・現状の現場を維持しない場合
 ①知り合いやツテを使ってどこかの会社に所属する。
 ②就職活動を行う。
 ③一旦ニートになる。

会社の倒産が決まると、素早く次の身の振り方を考えないといけません。
なぜなら、早く決めないと動ける選択肢が狭まるからです。

特に現状の現場を維持しようとすると手続きや交渉が必要になるので、早く行動を起こす必要があります。
ちなみに私は、フリーランスを選択して今フリーランスとして働いています。

さて、気になるのはここからだと思います。
それは、未払いの給与をどうやって手に入れるかと、失業保険だと思います。

給料の未払いがある場合は「未払賃金の立替払制度」というものがあります。

この制度を受けると、未払いの賃金の最大8割立て替えして支払いをしてくれます。
年齢によって上限が違う為確認は必要です。

申請方法は「労働基準監督署」に未払賃金の立替払制度の申請を行い会社が倒産しているもしくは事実上倒産と認められ未払いの給与があると認定された場合には「未払賃金の立替払制度」を受けることができます。

実施しているのは「独立行政法人労働者健康安全機構」が行っています。
(参照:独立行政法人労働者健康安全機構HP)
詳細は上記記載のHPを参照して頂きたいと思います。


さて未払いの給与の次は、仕事探しする方は雇用保険の失業給付(失業保険)を受ける事が出来ます。

離職票を会社に素早く発行してもらう必要はありますが、その離職票が家に届いたら、その離職票をもって素早くハローワークへ行きましょう。

ハローワークへ失業保険の申請に行く場合に用意しておくもの。
・顔写真付き身分証
・認印
・離職票
・証明写真(縦3cm横2.5cm) ※初回時ではなくても大丈夫です。
・個人番号(マイナンバーカード等) ※初回時ではなくても大丈夫です。

失業保険までの簡単な流れ(会社都合での退職の場合)※自治体による
① 失業保険申請に行く
② 約2週間ほどで初回講習会があります
③ 約1週間ほどで雇用保険説明会があります
④ 申請日より約1か月ほどで最初の失業認定日があります。
⑤ 失業認定日より約1週間ほどで最初の振り込みがあります。

その他に離職票が届いてから行っておく事
・国民健康保険に切り替え手続きを行う
・年金機構で手続きを行う


以上が会社が倒産した場合に考えておく事と知っておく事になります。

突然の事で頭がパニック状態になるかと思いますが、冷静に対処し、もらえるものを貰い、次の仕事に向かって準備を行いましょう。

自分の所属している会社が倒産していてもしっかり知識と対処方を考えておけばそんなに焦る事はないと思います。

ぜひ、この記事がそんな方の参考に少しでもなればと思っています。
それでは、皆様にご武運を。


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