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ロードサラブレッドオーナーズ@浅〜い血統診断①

評価
A 結構気になる
B まぁまぁ気になる
C それほど気にならない

※50音順

1 アウトシャインの2020 牡
父ドゥラメンテ
母父ネオユニヴァース
栗東・千田厩舎
募集額3000万 1口6万

キングマンボ系×Dサンデー系
半姉には2勝クラスで2着したカーテンコール(父スクリーンヒーロー)もいるが、キングマンボ系そして牡馬ということで適正は変わりそう。
芝ダート問わないタイプにはなりそうだが、どちらかと言えばダート寄りな気はする。
ドゥラメンテ×ネオユニヴァースではキャロットのグランデフィオーレが1勝クラスで馬券内に絡むなどの活躍を見せている。
まだダートで走る同系統がいないが、本馬の母方のStomcatが上手く出ればダートで花咲せる可能性も大いにある。
距離は短距離〜マイル。

評価 C


2 アルセナーレの2020 牝
父シルバーステート
母父クロフネ
栗東・坂口厩舎
募集額1600万 1口3.2万

ディープ系×ヴァイスリージェント系
SS(サンデーサイレンス)の3×4とヘイルトゥリーズンの5×5という血統背景でこれまでの活躍馬と合致するが果たして。同じディープ系ではキズナ産駒のクリスティやショウナンハレルヤといった活躍馬も出てるので信頼出来る。
ただキズナと違い、シルバーステートはロベルト系の血を強く引き継いだ種牡馬だと思うので、ノーザンダンサー系との配合はまだ未知なところが多い。
厩舎も絶妙に押せない厩舎なので、値段次第と言ったところだろうか。

末脚もそれなりにあると思うので、先行〜差しが向くタイプ。
適正は芝の中長距離。ダートは走れないと思う。

評価 B

3 インディアナギャルの2020 牝
父ロードカナロア
母父Intikhab
栗東・杉山厩舎

キングマンボ系×ロベルト系
兄弟には朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬ダノンプレミアム(父ディープインパクト)のいる血統。父ロードカナロアの全兄弟は2頭いるが、1頭は未勝利、もう1頭は未出走で終わった。血統から見て晩成型だと思うので、仕上がりには時間がかかりそう。今回は牝馬ということで成長の波は変わりそうな気がするがどうか。

母年齢も15歳を超え繁殖の質が落ちてきた感は否めないが、厩舎も信頼できるし勝ち上がることが出来れば活躍も期待できる気配はある。

という訳で動画などを見て成長力は確かめた方が良さそう。

適正は芝のマイル辺り

評価 B


5 ヴィーヴルの2020 牡
父ドゥラメンテ
母父ディープインパクト
栗東・野中厩舎
2800万 1口価格5.6万

キングマンボ系×ディープ系
SSの3×3でキングカメハメハ、エアグルーヴ、ディープインパクト、Stom Catといった名馬達が並ぶ豪華な血統表。
兄弟に活躍馬はいないが似てる所で言うと1勝クラスのシベール(父ルーラーシップ)が居るが、未勝利1戦目勝利後掲示板なしと低迷している。
今回は牡馬+濃いめのクロスが入るのでスピード、馬力、瞬発力とバランスのとれた馬に仕上がるのでは無いだろうか。

ドゥラメンテ×ディープインパクトでまだ活躍馬は出せていないが、カタリーナが1勝クラスで3着と能力の片鱗を見せている。
今後活躍馬出してもおかしくない配合だし、新馬戦から動ける仕上がり早だと思うので評価は高め。

ただ、早熟といえば早熟なので早めに勝ち上がってコツコツ稼いで欲しいところだ。
適正は芝の中長距離

評価 B




6 エルテアトロの2020 牡
父キズナ
母父キングカメハメハ
栗東・長谷川厩舎
2800万 1口価格5.6万

ディープ系×キングマンボ系
兄弟に活躍馬はなし。全兄のロードソリッドは新馬戦を2着と強い競馬を見せたが、屈腱炎で登録抹消。この馬の新馬戦勝ち馬であるサクラトゥジュールはその後2勝クラスを突破しているので、ロードソリッドもなかなかの素質馬だったことが分かる。
キズナ×キングカメハメハでまだ大物は出ておらず1発感という面では少し気がかりではあるが、このメンバーの中では募集額も安い方なので回収、プラス収支は期待できそう。

適正は芝の中長距離

評価 A


7 エンジェリックレイの2020 牡
父キタサンブラック
母父ダイワメジャー
栗東・清水厩舎
2800万 1口価格5.6万

Tサンデー系×Pサンデー系
兄弟に勝ち上がりは3頭いるが、どれもパッとしない成績。
今回は父代わりでサンデー系をつけ、SSの3×3、Haloの4×4×4、ノーザンテーストの4×5、リファールの5×5と強烈なクロスを持っている。

父がキタサンブラックになったことでダートの道は途絶えた。あとは適正だが、マイルなどが絶好の条件のような気がする。

母父ダイワメジャーの活躍馬で父サンデー系なのは、ショウナンナデシコ(父オルフェーヴル)くらいで2勝クラスを勝っている。
牝馬ならスピードの引き継ぎは可能だろうが今回は牡馬というとこで使うレースは難しそう。
体質も怖いので評価は薄めに

評価 C


8 オーシュペールの2020 牡
父ロードカナロア
母父ダイワメジャー
栗東・安田厩舎
3800万 1口価格7.6万

キングマンボ系×Pサンデー系
兄弟にはオープンを勝った全兄のロードアクア、ダートのリステッド競走で3着に入ったロードシュトローム(父マクフィ)がいる。
ロードアクアは重賞にも出場し、9000万円超えの賞金を稼いでいる。本馬も適正は同じになりそうなので、芝のスプリント戦で賑わして欲しいところだ。

ロードアクアの1つ全弟フィアモントが未勝利で終えた為、値段が彷彿としなかったのもここでは推せる材料と言える。

早い時期から活躍できそうだし評価は高め

評価 A


9 オースオブゴールドの2020 牡
父ロードカナロア
母父オルフェーヴル
栗東・松下厩舎
3800万 1口価格7.6万

キングマンボ系×Tサンデー系
今回が初仔となるが、血統表だけ見ると弱点を補い合ったバランス型のタイプに写る。
母父としてはこれからのオルフェーヴルがどのように出るのかが不安点だが、母方にはSilver Hawkを持っており、更にTry My Bestの5×5クロスもある為なかなかの良血であることがわかる。

値段が妥当であるかどうかは判断しづらいが、種付け料を考えればこんなもんだほうなという印象

適正は芝の中距離かな。
馬体を見て判断したい
期待を込めて

評価 B 


10 カディーシャの2020 牡
父デクラレーションオブウォー
母父ダイワメジャー
美浦・和田厩舎
2400万 1口価格4.8万

ダンチヒ系×Pサンデー系
兄には1勝クラスのナンヨーローズがいるが、今回は父代わりで大幅に適正は変わりそう。
母系のスピードに加え、ダンチヒ系のパワーが入るので、芝の短距離かつ重たい馬場で実力が発揮されそう。母系父系ともにナスルーラ系を保有しているのでトップスピードは他に負けないタイプになりそう。
母父ダイワメジャーの成功例では父パイロ(バーニングぺスカ)やノヴェリスト(ヴェスターヴァルト)、ロードカナロア(ロードアクア)など短距離系の種牡馬とが目立つので父デクラレーションオブウォーは期待していいのではないか。

適正は芝ダートの短距離。
牡馬なので芝の重いところやダートが良さそう。

重賞級ではないが、回収という点ではコンスタントに稼いでくれそう

評価 A


11 キャトルフィーユの2020 牝
父ロードカナロア
母父ディープインパクト
栗東・中内田厩舎
4000万 1口価格8万

キングマンボ系×ディープ系
全兄のロードアウレアはいい所なしで未勝利引退。1代挟んで2年連続でロードカナロアをつけられてる点からは期待度が高いのが伺える。
成長的には遅めに産まれるようなので勝ち上がりさえ出来ればそれなりに活躍できるのではないだろうか。

ロードカナロア×ディープインパクトの牝馬ではドナウデルタやロフティローズなどマイル戦で活躍している馬も多いので本馬も似たような適正になりそう。

重賞出走も狙える血統だが、母としての実績が無いため値段ほどの評価はできないのが本音

評価 B


12 キャプテンガールの2020 牡
父ロードカナロア
母父キャプテンスティーヴ
美浦・和田厩舎
3800万 1口価格7万円

キングマンボ系×ダマスカス系
兄弟は3勝クラスが3頭もいて、期待値は高い。
本馬と似たところで言うと、2勝クラスを勝ったアールクインダム(父ローズキングダム)、同じく2勝クラス勝ち馬のスイートクラウン(父リーチザクラウン)もいて、同じように芝の短距離〜マイル辺りを主戦としそうなイメージ。兄弟で稼いでくれているのは全て牝馬なのが気がかりだが、今回の父代わりで化ける可能性は高い。

母父キャプテンスティーヴの賞金上位はサンデー系とが多く見られるので、大物感という点では足りないかもしれない。

募集額もそれなりにするので、ギリ回収レベルかなと

評価 B


13 キープセイクの2020 牝
父モーリス
母父Sea The Stars
関西入厩予定
1800万 1口価格3.6万

ロベルト系×ダンチヒ系
兄弟に活躍馬はなし、今回はモーリスに変わるので適正は変わりそう。
母父Sea The Starsの実績馬はサンデー系とが多い為、まだロベルト系との実績は少ない。

モーリス産駒でみると母父ダンチヒ系との相性は今のところいいので、今後に期待できる人であればいい馬と言えそう。

募集額も安いので、馬体さえ良ければ3代目にして大当たりが出てもおかしくは無い。

評価 B


グラナダの2020 牡
父ロードカナロア
母父Galileo
栗東・奥村豊厩舎
3800万 1口価格7.6万

キングマンボ系×サドラーズウェルズ系
4年続けてロードカナロアを付けられている母系だが、全兄のロードカテドラルは新馬戦を2着のち未勝利を快勝。他2頭は勝ち上がれていないがその差として厩舎の育成力が絡んでいると思う。

血統面から見るとマイル〜中距離のスタミナ型に写る。
ロードカナロア×Galileoの組み合わせでは目黒記念勝ち馬のキングオブコージがいる点からも期待度は高い。
今回は奥村豊厩舎で育成も心配ないし、あとは動画が兄と比べてどうか。という点で判断したい。

評価 A

14 スクリプティドの2020 牡
父アメリカンペイトリオット
母父キングズベスト
美浦・斎藤厩舎
2000万 1口価格 4万

ダンチヒ系×キングマンボ系
本馬が初仔となるが、血統的にはダートよりの芝ダート兼用だと思う。ダンチヒに加え、マッチェム系も入っているので特に道悪は大得意なタイプ。距離も短距離が主戦となるだろう。

母父キングズベストの活躍馬は短距離での活躍が目立つので、そこが強化されたことは推せる材料と言えそう。
ただ、母父キングズベスト自体が大物感を出せていないので1発感という点では薄い。

募集額も安いので、回収率という面からこの評価

評価 B


15 スターコレクションの2020 牝
父エピファネイア
母父アグネスタキオン
栗東・森田厩舎
2200万 1口価格4.4万

ロベルト系×Pサンデー系
兄弟に目立った活躍馬はなし。
キングマンボ系、サンデー系とダメだったので今回はロベルト系への父代わり。
エピファネイアに代わりSSの4×3が成立するのでその点からも期待値が高い1頭と言えるだろう。

エピファネイア×アグネスタキオンの牡馬ではラジオNIKKEI賞2着のワールドリバイバルをはじめ、2勝クラスで走る馬も複数頭いるので、相性は悪くないように見える。

ただ、強い勝ち方をしている馬もまだ輩出出来てないように思うので、大物感という点では薄い印象。

馬体次第ではあるが、エピファネイアということで人気もするだろうし、あえて狙う必要はなさそう。

評価 C


16 タッチアスの2020 牝
父ヴィクトワールピサ
母父Mineshaft
栗東・茶木厩舎
1400万 1口価格2.8万

Tサンデー系×エーピーインディ系
全姉にはスカイシアターがおり新馬勝ちをしている。その後は低迷しており結局その1勝で引退した。
ほか兄弟も勝ち上がりは出来るものの上のクラスで苦労しているので、値段の示す通りの評価だろう。
本当は牡馬に生まれて欲しかったのでは、、(あくまで個人的な意見)

上記を踏まえてあまり押せる材料はないので

評価 C


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