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2020年産募集馬診断#2@ノルマンディーオーナーズクラブ

⚠️岡田スタッド生産馬は馬体が見れないので、写真なしで。
セリで落とした馬の写真につきましてはそれぞれのセリ、上場場一覧から引用しています。詳しくご覧になりたい方はそちらにアクセスしてください


評価
A 結構気になる。出資候補。
B 馬体次第で出資候補。
C 現時点では興味なし。



【2020年産募集馬最速?診断】

16 ウィズアットレースの2020 牝
父マツリダゴッホ
母父ローレルゲレイロ
募集額 920万 400口
美浦・和田厩舎

Pサンデー系×リファール系
本馬が初仔となる今回だが、母父としてのローレルゲレイロは20年産の2頭のみなのでまだ未知数。
マツリダゴッホ産駒と母父リファール系はあまり相性が良くないので期待値は薄い。。
適正は芝の短距離、リファールの血もあるのでマイル辺りまでは距離は持ちそう。
現時点では評価薄め

評価 C


17 ヴンダーゾンネの2020 牝
父ブラックタイド
母父グラスワンダー
募集額 1160万 400口
美浦・小手川厩舎

Lサンデー系×ロベルト系
半姉には葵ステークスを勝ったアリンナ(父マツリダゴッホ)のいる血統。ほぼ毎年違う種牡馬とつけられているが、今回のブラックタイド×グラスワンダーでは毎日杯を勝ったマイネルフロストがいるので、期待値は高い。
ブラックタイド×ロベルト系の成績を見てみると、1発型という傾向なので馬体を見て判断するひつようがありそうだ。

評価 B


18 オヒアの2020 牝
父マインドユアビスケッツ
母父ブラックタイド
募集額 1520万 400口
美浦・加藤厩舎

ヴァイスリージェント系×Lサンデー系
半兄のフレイムジョーカーは新馬戦で2番人気に押されるも7着と大敗。
これは不良馬場が絡んだものだと思うので度外視していいが、人気から見て期待度、素質は高そうだ。
母父ブラックタイドからはあまり活躍馬はでてないが、ダートでの血統が強まったことで使う場所によっては期待できそう。
適正はダートよりの短距離。下級条件であれば芝でも走れそうだが、やはり短距離と言ったところだろう。
ただ、タフなダートには向かないため、牝馬でどこまで稼げるかは少し不安がある。現時点では様子見。

評価 C


19 キョウエイハツラツの2020 牝
父イスラボニータ
母父オペラハウス
募集額 1280万 400口
美浦・新規開業

Pサンデー系×サドラーズウェルズ系
半兄のリッカルド(父フサイチリシャール)はエルムステークスを制し、活躍した。また、マツリダゴッホとも相性がいいので、父サンデー系はそれなりに良さそうだ。
本馬と適正が近しいブランニューウェイ(父ジャスタウェイ)は未勝利で終わったが、体質的に不安な点が多かったし、度外視してもいいと思う。
ただ、母も高齢になってきたし、狙いづらい点もある。
適正は芝の1400m〜マイル辺りまで。サドラーズウェルズ系の血でスタミナも強化されてるし、ロングスパートの展開になると能力を最大限に発揮できるタイプ。
厩舎も新規開業で未知なところが多い血統なので、評価は控えめに。
ちなみに、イスラボニータの勝ち上がり率はよくないですね。

評価 C


20 クレバークリスの2020 牝
父オルフェーヴル
母父クロフネ
募集額 1720万 400口
栗東・寺島厩舎

サマーセールて1100万で落札

Tサンデー系×ヴァイスリージェント系
全姉のグロワールポンは12戦して掲示板内がなし。兄弟も最高で1700万程しか稼げていないし、上位種牡馬をつけられる割には成績がイマイチ。晩成型だと思うので1勝できれば長く活躍は出来そう。ただ、牝馬なので早い内に稼いでくれないとダメな部分もある為押しづらい。
適正は芝のマイル〜中距離。

馬体はまだ緩く映るので成長段階。全体的に筋肉のバランスは良く、成長すれば見栄えする馬体にはなりそう。

評価 C


21 ザッツザウェイの2020 牝
父ゴールドシップ
母父フサイチコンコルド
募集額 1280万 400口
美浦・辻厩舎

Tサンデー系×ニジンスキー系
兄弟には2勝クラスを勝ったルグランパントル(父マツリダゴッホ)がいる血統。
兄弟の中に障害転向した馬も何頭かいる点からスタミナタイプが産まれやすい血統と言えるだろう。似たところで言うと全姉のホウオウマライアがいるが、未勝利止まり。
母方がニジンスキー系でスタミナ特化で父ゴールドシップなので、中長距離が適正距離になりそうだが果たして。
こちらも晩成血統だとは思うので、逃げ先行粘りこみの競馬で1勝して長い活躍を見せて欲しい。
母年齢も高齢だし、現時点では評価薄め

評価 C


22 シュヴァリエの2020 牝
父ダイワメジャー
母父フレンチデピュティ
募集額 2360万 400口
栗東・吉岡厩舎

Pサンデー系×ヴァイスリージェント系
兄弟は全てノルマンディーOCで募集され、毎年注目馬を輩出している母系。
半兄のゴールドパラディン(父スクリーンヒーロー)はダートを主戦に3勝クラスで2着が2回などこれまで3-6-2-9と出資者にとっては嬉しい活躍をしてくれてる。
半姉のプリュムドール(父ゴールドシップ)は未勝利で3着3回2着2回の後、勝ち上がると昇級戦ですぐに勝利。クラシック最後の切符をかけローズステークスへと歩を進めた。
これまでの兄弟でいい成績を残してる分今回人気するだろうが、期待値は高い。
適正は芝ダートの短距離〜マイル。Pサンデー系×フレンチデピュティではダートを主戦として走る馬が多いので本馬もダート寄りになるかもしれない。
厩舎もプラス材料だし、成長も早そうなので狙いたい1頭。

評価 A


23 シルヴァーコードの2020 牝
父ローシズインメイ
母父スウェプトオーヴァーボード
募集額 960万 400口
美浦・高柳厩舎

ヘイロー系×フォーティーナイナー系
本馬が初仔となるが、ローシズインメイ×スウェプトオーヴァーボードで1番稼いだのがテキスタイルアートで約3000万。血統通りダートを主戦とするタイプだろうし、米国血統で仕上がりも早いので2.3歳戦から活躍出来そうなタイプだと思う。
距離はマイル辺りまで持ちそうなので募集額以上は稼いでくれそう。特に道悪でも力が発揮できそうなのでコンスタントに賞金を積み重ねて欲しいところだ。
ダート馬なので馬体のつくりをしっかりと見て判断したい。

評価 B


24 ピッツネイルの2020 牝
父ゴールドシップ
母父クロフネ
募集額 1200万 400口
栗東・新谷厩舎

Tサンデー系×ヴァイスリージェント系
先日新馬戦を勝利しこの配合で注目を浴びたホワイトターフの全妹。
ホワイトターフは早め先頭からロングスパート戦で粘って勝利、タイムこそ平凡だが、次に繋がるいい1戦だった。
本馬も先行粘りこみのタイプに仕上がりそうだし、姉同様仕上がりもそれなりに早いと思うので期待値は高い。
ただ、姉の680万募集から一気の520万上乗せ。新馬戦の内容からしてこれはやりすぎ感があるが果たして。
適正は芝ダートの1400m辺りまでだろうか。

評価 B


25 プラージュの2020 牝
父ルーラーシップ
母父スペシャルウィーク
募集額 2280万 400口
栗東・奥村厩舎

キングマンボ系×Tサンデー系
セレクトセール当歳で1650万で取引された期待馬。兄弟に活躍馬はいないが、血統背景としてノーザンテーストの4×4やノーザンダンサーのクロスも入っているので仕上がり早のタイプにうつる。
母母父にはエリシオを持っていて福島牝馬Sを勝ったディアンドルとそっくりの血統構成。
ディアンドルは芝の短中距離を走っていたが本馬も同じような適正になりそう。
こちらはノーザンテーストも入ってるので瞬発力が更に特化された型になりそうで期待値は高い。
血統だけ見れば重賞も狙えるし、奥村厩舎もプラス材料。

評価 A


26 フラワーロックの2020 牝
父ダンカーク
母父アッミラーレ
募集額 1360万 400口
美浦・尾関厩舎

サマーセールにて792万で落札。

ミスプロ系×Dサンデー系
兄弟に活躍馬はいないがダートの短距離でそれなりに走り続けている一族。
本馬も血統からはダート一辺倒だが、ダンカーク産駒は母方の特徴も引き継ぎやすいのでダートでは活躍できそう。
特に道悪が大得意の血統に映るので馬場に恵まれればいい所まで上がれると思う。
適正は短距離〜マイル辺りまで。

馬体はダート馬らしく丸みのあるトモをしている。ただ、この写真から脚元にタフさが足りないように映るので募集時の動画は注目して見てみたい。

評価 B

27 メイクデュースの2020 牝
父ディーマジェスティ
母父トーカイテイオー
募集額 1920万 400口
美浦・栗田厩舎

サマーセールにて1325万で落札

ディープ系×マイバブー系
兄弟には2勝クラスを勝ったウィナーポイント(父スクリーンヒーロー)のいる血統。
母父トウカイテイオーでの似たところではキズナ産駒のルーチェデラヴィタが新馬戦、コスモス賞を連勝した。
本馬も芝での適正がありそうだし、早くから活躍出来る血統ではある。
ただ、テイオーの血が入ってるので走る場所は限られそう。札幌や阪神などが力発揮できる場所。

馬体は首が短い割に脚が長いので中距離〜長距離あるいはマイルでも走るかもしれない。
まだ成長段階だが、トモのハリ感はいいので馬体にも注目しておきたい。

値段は置いといて、貴重な血統なので期待を込めて

評価 B


28 ルミナスレッドの2020 牝
父ビーチパトロール
母父トーセンダンス
募集額 880万 400口
美浦・相沢厩舎

キングマンボ系×Lサンデー系
半姉に1勝クラスで2着したルミナスナイト(父ヘニーヒューズ)がいる血統。
父ビーチパトロールは新種牡馬となるが芝よりになるかダートよりになるかが不鮮明。

ビーチパトロールはキングマンボ系なので母の特徴を引き継ぎやすい種牡馬の可能性が高い点から芝の短距離マイル辺りで走りそうではある。

いずれにせよ馬体を見ないことには評価しづらいので、値段と期待込みでの評価

評価 B


29 レットイットスノーの2020 牝
父マインドユアビスケッツ
母父ハーツクライ
募集額 1400万 400口
美浦・岩戸厩舎

ヴァイスリージェント系×Tサンデー系
兄弟での勝ち上がりは2頭のみ。
兄弟を見てるとデビューまで時間がかかりそうな馬が多いので、米国血統との組み合わせはプラス材料。
ブラックタイプだけ見ていると、スタミナやパワー特化でスピードが足りないような気もするが果たして。
適正は芝ダートの中距離。ヘイルトゥリーズンのクロスもあるので日本適正は高そうだが、スピード勝負になった時に日本血統やナスルーラ系に負けてしまうのは想像出来る。逃げ先行での競馬が本線になると思うので展開が向けばいい競馬が出来そう。
これも新種牡馬なので予想と全く違う動きになるかもしれないが、大物感という面では気配なし。

評価 C


30 キネオソレイユの2020 牝
父アジアエクスプレス
母父ネオユニヴァース
募集額 760万 100口
北海道・田中厩舎

ストームバード系×Dサンデー系
個人的には1番気になっていた馬が地方募集となった。兄弟の似たところではフレンチデピュティ産駒のリゼが1勝クラスで2着を2回など今後に期待される走りを見せているが、未勝利で望んだ園田競馬で連続の2勝をしている点から地方では上位で走れる血統であることが分かる。
米国的なパワーと日本的な瞬発力が兼ね備わった血統なので今から活躍に期待がかかる。

この金額なら回収も望めるし、厩舎も北海道リーディング3位の田中厩舎でプラス材料。ゆくゆくは交流重賞などを狙える血統構成なだけに注目しておきたい

評価 A



以上30頭の血統診断になります!!
最後までご覧頂きありがとうございました✨

A評価のなかでも特に個人的に気になってるのは

プラージュの2020
キオネソレイユの2020
ブリンセスフローラの2020
セイントリースカウトの2020
シュヴァリエの2020

この5頭ですね🙂

みなさんの気になる馬はどの子ですか?
この診断が出資検討のお役に立てると幸いです🔥

たくさんのスキをお待ちしております😘

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