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〈投資〉リセールバリューを意識した買い物は資産の目減りを防ぐ

一昔前に比べて、周囲の投資に対する心理的ハードルが下がってきている気がしている。
これは、YouTubeやSNSで正しい情報を無料でかつ気軽に入手しやすくなったせいなのか。
どんな理由であれ、投資は生活を豊かに手段であり大変良いことであると私自身は考えている。

今日はリセールバリューの大切さを話したい。
投資を始めるにあたって重要なのは、ベースとなる元本をいかに大きくできるかがポイントとなる。
これは、元本が100円と1万円とでは、10パーセントの資産成長でも、金額的に大きな差ができるからである。(その逆も然りではあるが。)

この元本を大きくしていくには、資産の流出を抑えることが重要である。
つまり、大きな買い物をする時は、買った後に価値が下がらない事が重要なのである。
リセールバリューとはその言葉の通り、物を売った時の買値と売値の差である。
高額商品ほど、このリセールバリューを意識して買うことにより、大きな資産の流出を防ぐ事ができるのである。

例えば車。
私は新入社員の時にイタリア車に憧れて、中古でアルファロメオを購入した。そして7年で10万キロを乗ったのである。
売却時は大きな傷や故障もなく、直前にタイヤを交換したりしていたのだが、売却時には買取価格が全くつかなかったのである。
一方、中古車市場を見ると、同様の走行距離でも、日本車の中でもトヨタのランドクルーザーやハリアー、レクサスRXとなどの海外でも人気な大型車や、釣り人やキャンパーにに人気なスズキのハスラーや、小型スポーツカーであるダイハツのコペンなどは、売却時に高値が付いている。
さらには、マツダのRX-7などの名車や、スズキのハスラーに至っては中古車の方が高いケースすらある。

この経験を通じて、買値と売値の差を少なくする事、買値より高くなること、この二つを意識して資産を購入する事は、資産を流出させないために重要なことである、と私は理解したのである。

しかし、必ずしもリセールバリューが低いものを買うことを否定するわけではない。
好きなものであれば仕方がないこともある。私もアルファロメオ乗ったことは後悔していない。
ただ、資産の元手が形成されるまでの間は、リセールバリューの低い消費を控えた方が早く資産が形成できるということでなのである。

資産が形成できれば資産が資産を産む。この資産の元手が形成されたのちに、資産が産んだ資産の範囲で消費をすれば良いのである。

つまり、投資においては、はじめは我慢が大事なのである。

ちなみに、釣り具はリセールバリューがとても良いので趣味として助かっています。笑

fin.

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