「いいね」の多い人生にしよう
12月も中頃でクリスマス、大晦日、正月のイベントラッシュがもうすぐやってきます。ですが、自分はもう季節感のあるイベントとは縁遠い生活を数年過ごしているので話を振っておきながら無視します。
自分は毎年手帳を使っています。使いこなせたことは一度もないですが、一応持ってたほうが良いだろうくらいの感覚で持っていました。ですが20代後半から時間の流れがだんだん早くなっているのをひしひしと感じるようになり、このままぼんやりしてたらなんの生産性もない人間のまま年老いていくなと怖くなりました。そこで去年思い切ってそこそこお高めの分厚い一日手帳を買いました。1日1ページで方眼仕様のたくさん書き込めるタイプの手帳です。予定はもちろん、その日にやったこと、見た映画や読んだ本、遊んだゲームなど今までは書くまでもないかなと思った些細なことでもとにかく書いて経験したことを書き溜めようと決心しました。
ざっくり結論を言うと、筆が乗ってたくさん書いた日もあれば、白紙のまま1週間、1ヶ月過ぎていることもあったりムラッ気のある自分らしい結果になりました。それでも以前に比べるとそれなりに書き込み量が多くなっていました。
そして現在、手帳をペラペラとめくり今年どんなことをしていたかを振り返っておりました。すると手帳のページ終わり辺りで「気になったものを書いておこう」という項目がありました。興が乗ったので「今年これ良かったな」と思うものを書いてみようと思いました。手帳には40マス分の見出しがあったので書き込めるだろうと思っていましたが、実際には10程度しか書けませんでした。そこで思ったのです。1年、365日もの日数があって自分がいいなと思ったものがたったの10個しかない。逆を言えばその10個に出会った以外の時間は何も考えずに過ごしているか、もしくは何か嫌な思いをして過ごしているということになる。
自分の人生に「いいね」が少なすぎることをこの手帳によって思い知らされました。
ただ無為に時間を過ごしているわけではないはずですし、穏やかに過ごす人生も悪いわけではないです。「いいね」と思えるものに出会うことは何かしら自分の人生にプラスの効果を与えてくれます。自分のような現状を打破したい、いい方向に変えていきたいと思っている人間ならより多くの「いいね」に出会うべきです。
この失敗を2020年に持ち越してはならないと気を引き締める年の瀬の自分語りでした。
後述
一日手帳、騙されたと思って一度使ってみると良いかもしれませんよ。意外と自分だけでは気づかなかった発見があります。
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