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MAMORU MIYANO COMEBACK LIVE 2021 〜RELIVING!〜

行ってきました。宮野真守762日ぶりの有観客ライブ。
まず驚きですよね、有観客っていうワードが。以前は当たり前だったから有観客なんて言わなかったのにね。
まあ、良い時期にできたよね~っていう一言だと思います。ほんとに。
第5波が落ち着いた10月に開催できたことは奇跡。おかげで参加もできました。

初っ端はさすがに泣きました。あの映像はだめでしょ。あんなことこんなことあったな~って懐古厨をおちょくるなて。
正直、あの頃の温度で宮野さんに熱くなれる自分はもう居ないと感じているけれど、やっぱりこの人は特別な存在だなあと思いました。
あの頃の宮野さんは確かにここに居ると感じると涙が溢れたし、望むことはできる限り叶えてほしいと願うから。
幸せそうな姿を見るだけで心があたたかくなる。
ここまで来ると理屈ではなくて、漠然と幸せを願う。
私の中できっと、ずっと宮野真守は大きな存在なんだ。

宮野真守より完成度や技術力が高い歌手やアイドルや役者は居るけれど、人懐っこさ、愛されるキャラクター、人間としてのかわいらしさという点で宮野真守を超えることができないと思う。
生粋の愛され力というか。
放っておけないところがあって、愛すべきばかというか。
年上の38の成人を放っておけない愛すべきばかなんて言うもんじゃないけど、私からしたらそんな感じで。
いいなーって思うよ。
明るくて人当たり良くて、まっすぐな宮野さんが先を歩いているのはなんか嬉しいし。人生の後輩として。
まあ、ずるいところもあるし反面教師な部分もあるにはあるけど!w
しょうがないなーーーっていうところ含めてマモちゃんというキャラクターを愛でているので、ゆるーく、これからもよろしくね!と思いました。

公演を見終わって思ったことには、今の私は昔のように、ドーム公演を当たり前にやる人になってほしい!!とは思わなくなったこと。
もちろん、誰もが知る有名人になることは今も昔も変わらず誰にでもできることではない特別になれる手段であることは確かだし、目指すことも必要だけど、そうじゃなくとも宮野真守は既に特別な存在で、咲く場所の大小関係なく、変わらない綺麗な花を咲かせて、どんな場所でだって見に来た人たちを勇気付け、あたたかい気持ちにさせられる人なんだと感じたこと。
宮野さんの野望はわからないけれど、たぶん有名になることを目指していなくて、来てくれたお客さん1人1人を楽しませられたらそれで十分と思っているのが宮野真守なんだと改めて感じた。
求められる限り全力で、今も昔も名を馳せたいという自己顕示欲がないところが彼の魅力だと思った。

けれど明確な目標や期限もないまま走り出して、こうして10年以上歌い続いていることは凄いことだと思う。途中でモチベーションが保てなくなって辞めたとしても本業の声優があるから問題ないだろうに、こうして今も目の前の観客に全力で居てくれることは宮野真守の底力と言うか、人となりと言うべきなのか、人前に立つことが好きという欲のひとつなのだとしても、才能だと言わざるを得ない。
なんかもうほんとキラキラしているなあと思った。
スポットライトを、0番で浴びるために生まれてきました!と言わんばかりに観客に見つめられてキラキラしている。

冒頭にも書いた762日間といえば、1年目は当たり前に軒並み公演が中止、延期、配信になり、日常から生の現場を引いただけの日々は悲しかったり辛かったりもしたけれど、次第に慣れてくると、現場に行かなくても楽だし案外そこそこ楽しいじゃ~んなどと思っていた私でしたが、いざ生の現場に行くと、あ~~私、生きてるんだなーーー!って元気になるから驚く。
体は疲れるけどw心が元気になる。
心から楽しそうに笑って、集中して全力で歌って踊って今この瞬間を生きていることを刻むようにステージに立つ人を肉眼で肌身で感じると、モニター越しでは感じられない感覚がある。

私の日常はドラマチックでもないからなのか、現場の存在はとても刺激的で楽しいことの塊で、娯楽ドストライクなんですよ。
宮野さんはMCでエンタメの未来についても話していて、正直規模でかすぎない?とマジレス思考してしまいましたが(近年の宮野さんってライブでは気が大きくなるのか風呂敷広げまくるよね)、エンタメのことは私にはわからないけれど、宮野さんの活動は私にとって大切な娯楽のひとつだから、取り残されずついていけるならそれで充分だよ。。。と一観客としては思いました。
でも、コロナ禍になってから、やっと活動できたエンタメ従事者はエンタメ界を支える一助になりたいという旨の発言するようになったよなあとは思いました。
それだけ渦中にいる人たちは傷つき苦しみ、それでも明るい未来を模索して歩いているのだとも感じて、国、いい加減にしろよ!という気持ちが強くなった。。。多くの人たちは真面目に個人でできることを頑張っているのに大きな組織が機能してないって思うことが多すぎる日本。。。
コロナ収束の目途が立っていないし、今を生きる大切な人たちみんな無事でいてほしいよ。

宮野さんも雇われの身なので自由の効かない部分はあるだろうけど、無理せず、健康でいてほしいと思います。
個人的には、千秋楽で「ライブをやるということも難しい状況ではあると思う」という言葉が出たので、宮野さんの認識に安心しました。
個人の意識でどうにもできないこともあるけど、この国の防疫方針を体感してきた1年半を思うと、自分の身を守れるのは自分だけだし、まず個人の意識が大事だと思うから。本音は個人の意識に頼る国って機能してなくない?と思ってるけど。。。

この時代を生きる人たちみんな自分を大切にしてほしいし、乗り越えて、また楽しい時間を過ごせる日々が来てほしいと願っています。

けれど、今回のライブに参加できてたくさん元気をもらいました。
人間は食べて寝るだけでは生きていけなくて、心にも栄養を取らないと生きていても喜びが少ないのだと思いました。

私は宮野さんのライブがなんだかんだで好き!ということが認識できたところで、来年状況が落ち着いたら、また楽しいことを浴びに行きたいと思いました!
自分でできることはたくさんこれからもしていこうと思います。
現場関係だとグッズ購入とか現実的なことを。
そうそう、感染状況が落ち着いてから私、初めて献血にも行ったりしたんですよ。

小さなことの積み重ねしかできないけど、それしかできないからできることをやっていこうと思うよ。

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