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スタートアップに転職して4ヶ月。「何者でもない自分を認めること」が重要だと思った話

こんにちは。カクテルメイク株式会社にて企業向け動画生成ツール「RICHKA」のカスタマーサクセスをしているこだまと申します。「Switch to The Rich あらゆる情報を、もっと豊かにする 」ことをミッションに日々頑張っています。

気づけばもう今年も半年過ぎてきて、時の流れの早さを感じると同時に、はじめての転職を経験したこともあり、社会人経験の中でも今までないほどに自分にも色々変化がありました。

今回はそんな反省や振り返りも踏まえてnoteを書くことにしました。

自分の振り返りではありますが、もし自分と同じように、初めての転職をした方や、新しいことにチャレンジされる方の参考になれれば幸いです。

※個人の経験での一考えなので、ご意見いただけると嬉しいです!

半年間の振り返り


1月〜2月中旬:転職活動期〜カクテルメイク入社

12月末に退職してから、twitterや前職の関係で縁を頂いているたくさんの方と面談しました。転職の背景やなぜ現職を選択したのかみたいなお話は、後日wantedlyで公開します!

※入社前のスマブラ会


2月中旬〜4月中旬:インサイドセールス〜フィールドセールス期

まずは、サービスと顧客を知る数を増やしたいと思い、インサイドセールスとフィールドセールス業務に取り組みました。

通常のお問い合わせはもちろんですが、twitter経由でお問い合わせいただいたり、yenta経由で受注があったりと新しい世界をみれたような気がします。


4月中旬〜現在(7月):カスタマーサクセス期

RICHKAのカスタマーサクセスは今3人体制で多くのアクティブ顧客をサポートしています。

3月までは2人体制だったため、そもそも人員不足による組織的な意思決定と同時に、「動画広告のクリエイティブ作成ツール」という尖ったプロダクトということあり、アップセル要素が少ないことに課題を感じていたため、今後の成長はCSが重要になりそうという考えで、divマネージャーと相談の上、カスタマーサクセスへ異動しました。

※ミートアップ定期開催してます!(宣伝)

カスタマーサクセス期の振り返り

現在、RICHKAのカスタマーサクセスsecはオンボーディング担当とオペレーション担当に分かれています。その中で自分はオペレーション領域を担当しています。その中での業務の振り返りをします。

・顧客引き継ぎ

まだ道半ばではありますが、既存顧客の引き継ぎをさせていただいております。同席していく中でクライアントとの関係値を見ると、どれだけ顧客に向き合っているかというのがすごく伝わってきますので、自分もそうなれるようにとにかく顧客の声を拾って課題解決しつづけていきたい所存です。

・メルマガ運用フローの構築(進行中)

現在進行中ですが、自分がいつも拝見しているベルフェイス社やSmartHR社のメルマガを参考にしながらメルマガ運用フローを構築しました。

・概要
・配信フローやスケジュール
・タイトル等詳細

形になるのはもう少しかかりそうですが、顧客からも「定期でリリースや動画フォーマットのお知らせをしてほしい」との声をいただくので早めに届けられるようにします!

・ヘルススコアの最適化+解約率予測と解約MRR予測

それまでのヘルススコアの運用は3つの指標で運用していましたが、顧客の業種や規模、何を持ってサクセスするか等、変数が多岐にわたるため、漏れのないよう再設計する必要がありました。

色々調査しているところ、下記の記事を見つけ自社の課題とマッチしていそうだったのですぐ実践してみました。(※全文読むには会員登録が必要です)

これを基に作成したのが下図のものです。

また、上記のヘルススコアを基に想定解約率や解約MRRを算出できるように設計しました。
(こんなにスプレッド関数使ったの初めてってぐらい使った。。。)

・事例インタビュー

 これは直近で始まった取り組みですが、マーケと連携して顧客事例を作成しています。今月からは事例をスコア化し目標として設定していくので、積極的に良い事例をマーケに繋げられるように進めていけたらと思います。

有り難いことに、最近ご一緒させていただくことが多いふじじゅんさん主催の導入事例勉強会に参加できることになったので、少しでも吸収して、会社はもちろん、参加者の参考になるような情報が提供できるようにします!

スタートアップに転職して感じたこと

ここまでは、ざっくりとカクテルメイクに入社して取り組んだことベースでお話しました。(こんなことをやってるので興味のある方はお声掛けください)ここからは、実際に転職してみて感じた変化を話します。

(1)スピード感

 言葉通りですが、とにかく資金調達から移転、セールス人員の拡大といった組織的な意味でも、プロダクトフィードバックから改善・新機能リリースといった視点でもとにかくスピードが早いです。お客様からもよく「え?もうリリース?早すぎです(笑)」のような嬉しいお声をいただくことが多いです。

(2)ポジションの枠を超えた活動に参加ができること
 週一で行われる「マネージャー研修」や会社を5期経営する「マネジメントゲーム」に参加できます(有志で)。上司と部下といった組織構造ではなく、カスタマーサクセスに向かったリングチャートで組織が構成されているので、レイヤーという概念があまり存在しておらず、「手を挙げれば誰でも参加できる」スタンスが、個人的にはとても驚きであり好きなところです。

(3)与えてもらう役割が大きい
 RICHKAでは、導入から運用フローに乗っていただくためのオンボーディング担当とその後のオペレーション担当に大きく別れています。もともとは現在の責任者もオンボーディングとオペレーションまで兼務していましたが、顧客の引き継ぎはもちろん、緊急重要マトリクスで言う第二領域の仕事もOKRとして設定してくれます。(前述のヘルススコア設計等)

上記はカクテルメイクの文化だったり環境によるところでありますが、もう一つ自分自身が「転職」を通して感じたこと(気づいたこと)は

「何者でもない自分を認めること」が重要

だということです。

本題をだいぶ後にもってきてしまいましたが、転職前から社内の方にも期待の声をいただいていた為、転職時は期待値が高い=「自分が何者かではなくてはならないという勘違い」をしていました「まずは知っていることやスキル、知識を活かして即戦力にならなくてはいけない」と思い込み、色々知っていることベースで提案をしていたのですが、すぐすぐには話が通りません。

データドリブンであることは前提ですが、伝えるタイミングも同様に重要だと幸いにも上司が教えてくれました。

そこでの気付きは、立派な自分を取り繕って提案から始めるのではなく、まずやるべきは「会社、組織が大事にしていることへの理解」だったと思います。役員クラスや技術職でバリバリキャリア積んでいる人だと話しは少し違うかもしれませんが、相互理解が大事なのは今思うと当たり前ですね。

プロダクトや企業規模等、働く畑が違えば違うほど、新しい挑戦をするということを認識しなくてはならず、そういうときこそまずは「量」をこなすということが大事だとこの時再認識できたように思います。

よく聞く話ですが、自分に置き換えるといつの間にか見失ってたりするものですね。

まとめ

自分の強みも認識しつつ、弱い自分をきちんと認めることで、人に頼ることもできるようになるし、人も自分を頼ってくれるようになると感じています。そういう良いシナジーを生むことが、結果クライアントにとっても会社にとっても良い結果を生むように思います。

個人としての今の課題(弱さ)は「イシューが弱い」こと。課題(ボトルネック)の特定が弱いため、解決することのインパクトが大きいものではなかったりするなと、先日指摘されて思いました。

今よりもっと大きな役割を担う時に重要な要素になってくることは間違いないので、実践を積み重ねて解決していきたいと思います。
(今は「イシューからはじめよ」を読んでますが、他におすすめがありましたら教えてください!)

最後に

今有り難いことにサービスも成長しており、楽しくやっているのですが、特にCSと開発、クリエイターの人が足りません!一緒に働いてくれる方募集しています!


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