ガネーシャの教え その1「靴をみがく」
「こんなこと意味あるの?」と思いながらも、とにかくやってみる。
革靴とかは普段履かないので、一番履いているスニーカーを磨いてみた。
汚れの目立ちづらい黒のスニーカーだが、よく見ると泥や土埃が付着している。
こないだ山へ登った時に付いた汚れだろう。
Gore-Tex製の割には何回も滑ったんだよな。
そんなことを考えながらブラシで汚れを落としていく。
ほんの数分磨いただけで、確かにかなり綺麗になった。
でも、自分自身になにか変化があったかと言われると、もちろんなにもない。
当たり前だ。
靴を磨いて人生が変わるならみんなやってるし、靴磨き職人は大金持ちだ。
貧困地域で靴を磨く少年だって報われているはずだ。
たぶん靴を磨く行為そのものには意味なんてないんだろう。
でも靴を磨くことによって、物を大事にする意識が芽生えたり、
身なりを整えることに気遣うようになったり、無心になって心を落ち着かせたり、
そんなきっかけを与えてくれたんじゃないかなと思う。
一週間の終わりに靴を磨いてみるのもいいかもしれないな。
とりあえずこれにて1日目終了。
次回のガネーシャの教えは「コンビニでお釣りを募金する」
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