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書評

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読んだ本をレビューします。 ★1:途中で読まなくなった(カネの無駄遣い) ★2:惰性で読むことはできる(つまらない) ★3:可もなく不可もなく(普通) ★4:新しい知識を得られ行…
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#エッセイ

【書評】FACTFULNESS(ファクトフルネス)

ドラマチックすぎる世界の見方が、世界を錯覚させる。 本書を読了したので、レビューします。 ビル・ゲイツも絶賛し、多くの学生に寄付した本です。まずは筆者の紹介。 著者 ハンス・ロスリング 医師であり教授。 世界保健機構やユニセフのアドバイザーも務めた。 世界で最も影響力の大きな100人に選出。 晩年に本作を執筆し、2017年死去。 本書では、人間には10個の本能があり、その本能が偏見を生んでいる、と言ってます。 早速、それぞれの本能を見てみましょう。 (★マークは

【書評】ホリエモン絶賛の「サピエンス全史」を解説します!

『サピエンス全史』著者 ユヴァル・ノア・ハラリ サピエンス全史を読了したので、概要解説とレビューします!この本はホリエモンも大絶賛してます。 まず、ホモ・サピエンスが繁栄したのは、3つの革命を起こしたからだと主張してます。 認知革命・農業革命・科学革命 です。 1.認知革命 実在しないもの(ウソ)を創作し信じる能力。 この能力により人類は、無数の赤の他人と協力し、他の動物に比べると圧倒的な変化スピードを獲得。 人間は無意識に虚構を信じる唯一の生物!と説きます。