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編集後記#1シルバニア
第91回身内ラジオ、聞いて頂けましたか?^^
ここは、聞いてなくても読める編集後記ですよ
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ここでは私くどうあこがラジオでは語り尽くせなかった"が"ラジオで話すと長くなってしまうのは明らかな事柄を文章にするいわゆる編集後記でございます。
当の本人は編集後記はどんなものなのか把握しないまま進むので悪しからず…。
長くなったけれど今回の91話、まずサムネイルの写真のお話をさせてもらいましょう。
これは3月20日にまぁるい緑の山手線っ♪真ん中通るは中央線っ♪でお馴染みビックカメラでの1枚。秋葉原店へ。引き寄せられるようにおもちゃフロアへ。このガヤガヤが最高にアゲなのだ。
大きなマリオに歴代カービィのぬいぐるみ、あの日あの時苦しんだゲームの憎き的までフワフワになって売られていた。
一つずつ丁寧に回る中で特に胸がときめいたのはシルバニア。
ディスプレイにはこれでもかとシルバニアの小さな命達が観覧車から顔ハメパネルまで、彼らの最後の憧れの地なのではないかというほど目を見張る飾られっぷりだった。さすがは駅前の大きなビックカメラ、力の入り方が違うのね。
シルバニアといえば小さい頃、年上の一つ下の階に住むお姉さんが大きなお家を持っていた。その頃は今のようにシベリアンハスキーの赤ん坊などはなくて、うさぎのみのシンプルなものである。
しかし、これが私のユートピアであった。
いつもその子のおうちに遊びに行くと棚の奥の方に大きなお家がしまってある。
私はあれで遊びたいと言い出せずにゲームキューブなど出来もしないゲームをただ見ていた。
そんな時、初めて触るチャンスがやってきた。大きなお家をズルズルと引きずってお姉さんは出してきてくれたのだ。
そのお家の中にはフカフカのソファに温もりのベッド、つまみの回るキッチンコンロに鍵盤の押せるピアノなど小さな世界にこれでもかと憧れが詰まっていて、欲しい!!というよりこんなの私の家で大切に出来るわけがない!管理できないよ!という思いからただ、その時間を精一杯遊びきった。
今その子が持っていた大きなお家がどうなっているかは怖くて聞けないが、私は大人になったから、お金を握りしめてシルバニアの小さな命達と向かい合った。
が、あの時の私にはまだ出来ない!こんな命私には預かりきれないよ!という思いは消えず、結局レトロゲームセンターでただ浪費をして帰宅した。
そんな私の羨望の眼差しが刺さりまくっているのが今回のサムネイルである。
Twitterを見ているとなんと偶然、今日3月20日はシルバニアの開村記念日だそうで。
こんな偶然あって良いものかと思いつつなんだか心だけは繋がっているようで嬉しかった。
実際シルバニアを置ける場所は私の部屋にはない。いつか大きなディスプレイでシルバニア達のユートピアを私が築ける日がやってくることを願う。
ありがとうございました。
2023年3月20日Ep.91
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