「4C速読法」アウトプットチャレンジ!04
タイトル 求めない
著者 加島祥造
2007年 7月 3日 初版第1刷発行
2007年10月29日 初版第8刷発行
はじめに、今回は、3ポイント、1エピソード、1アクションの形ではなく、本の紹介、感想になってしまいました。
この本は、仕事に家庭と、私の心は疲れ切っていた時に、手にした本の1冊です。
般若心経の「空」の文字に、「空」って何?
くう・そら・から・あく・むなしい・・・
そら=からっぽ? からっぽ=むなしい は、わかる気がするけど、
何故 「そら」と同じなの? わかるようなわからないような?
ななんなんだろう・・・と、恥ずかしいのですが、初めて意識し「空」という感じの意味が解らなくなってました。
そんな、状況の時だったので、この「求めない」の題、本の形、そして構成と行間に惹かれたかと思います。
この本は、はじめは、「求めない」を繰り返してます。
求めない、求めない・・・・と書かれているので、
私は求めているからダメなの?求めてはいけないの?
でも、求めなければならないものもあるよ・・・。
という複雑な思いで読んでましたが、
読み進めていく中で、心がスーッと軽くなっていく不思議な感覚の本でした。
決して、「求めてはいけない」ということではないのです。
頭で求めているものでなく、心が感じている事、求めている事を大切にしましょう。そうすることで、本当に大切な事がわかり、より豊かな自分になれる。
そんなことをを伝えている本です。
伊那谷を知らなかったのですが、伊那谷の風景が目の前に広がり、本の行間とその風景で優しく静かな時間が流れていたことを思い出します。
時々、手にしたい本です。
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