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ライティングマジック 書くことで現実化させる魔法の技術
【著 者】テイラー・エルウッド
【翻 訳】岩根 拓行
【出 版】Aブレイン(株)
発売日 2020年7月14日
原著序文にて、
・書くことと魔法には共通点がある
・書くことには魔法につながる力がある
魔法は創造的な活動で、クリエイティブな活動をどのようNすればうまく魔法に応用できるのか
魔法の結果にどのように影響をおよぼすのか
が重要な問い。
1.3ポイント
(1)魔法の理論と執筆
書くことは、強力な魔法のツール。可能性と現実の間に橋を架け、最も抵抗の少ない道筋をつくるのが書くこと。
書くことは、過去が記憶され、未来は計画され、現在の情報は共有される。
執筆は、夢を現実にしたり、読者を助ける精霊と良い関係を持ったりする道具。
経験した事を話すときは比喩が使われる。比喩は創造力を刺激する。
比喩や言語が書かれた経験を鋼かてに空間上に配置することで、言葉と言葉の関係性になかで、どの言葉がどの位置にあるのか、それが経験を比喩にするのに役立つ。また、言葉を自分の肉体と関連つけて物理的な空間上の位置におくことで、言葉が現実化するのを助ける。
(2)単語間の空白、空白が生み出す意味
本を読む時、単語だけではなく、単語と単語の間の空白も見ている。コミックスを読む時、その空白は、絵や文章と同じくらい重要な役目がある。理由は、アクションが起こるのはその白い空間で、読者はその空間に意味を作り出している。
空間の負の部分と文字の正の部分は、私たちが心の中で意味に変える中立的な言葉の軸となり、読むという行為は、言葉や白い空間を、ただ文字が書かれたページ以上のものに変身させる行為である。
(3)物語の力、語り口の魔法
物語は、私たちが利用できるもっとも強力なツールの一つで、私たちは物語の中に住んでいる。生活は物語で構成されていて、楽しませてくれる。
自分の物語の魔法は、自分と自分のキャラクターから始まり、書くことで、物語と精霊とがより創造的な影響力を与え人生を変えることにもつながる。
2.1アクション
空間が大きな意味をもっていることを言葉で理解できた。空間を大切にする。
3.1エピソード
書き留めている文章や書き方で、自分の性格をみることができる。
書くことが自分の人生にどれほど影響を与えることか、自分の未来を作り出すことになるということを、新たな観点から意識した1冊でした。
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