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「朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!」

著者 遠藤拓郎
2010年4月16日 初版発行
2010年6月27日 15刷発行

【3ポイント】
1.何故5時半起きがいいのか?
体内時計との関係がある。人間の身体のサイクルは25時間ですが、
1日は24時間のため、体内時計を24時間に合わせる必要があります。
それには、朝の太陽の光が必要です。
朝の太陽の光を下記2つの観点からしっかりあびるために、1年を通しての日の出時刻との関係で5時半起きがベストとのことです。
・体内時計をリセットするために、1時間位あびたい(少なくとも30分)
・目覚めをスッキリさせる効果があるメラトニンの分抑制

2.睡眠時間は?
基本的な知識としては、毎日規則正しい「6時間」睡眠を確保すると昼間の仕事のパフォーマンスが落ちないと言っています。
(1973年、ジョンソンらの研究で明らかになった)
ですが、著書は、前作で「4時間半熟睡法」を出版しており、
・平日(月曜~金曜)の5日間は「4時間半」
・土日どちらかはで、「7時間半」の睡眠をとって身体を回復させる
・土日どちらかは、6時間の睡眠にする
1週間通して、基本6時間睡眠を提唱しています。
ちなみに、4時間半、6時間、7時間半は、睡眠サイクルは90分を意識した時間です。
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。
夢は「レム睡眠」の時にみており、主な役割は心のメンテナンスです。
「ノンレム睡眠」の時は殆ど夢をみないで、主な役割は体や脳の休憩、身体の成長です。この2つが90分サイクルなので、90分の倍数で睡眠をとることで、スッキリ目覚められるとのことです。

なので、ベストな睡眠時間は、
・平日 :1時~5時半
・土曜または日曜 :23時~7時で、6時間と7時間半

3.生活習慣の作り方は?
・毎朝、朝食をとる
・決まった時間に食事をする
・毎日の生活に運動を取り入れる
・睡眠環境を快適にする
等が上がってました。

また、1年を通して5時半起きの習慣をつくるには、春先(3月)スタートがベストです。
体内時計には「履歴効果」があるので、日の出時間がおよそ4時30分から5時30分頃になる春分から秋分の半年間で身体に覚えさせるのが効果的とのことです。半年間かけて身体に覚えさせれば、残り半年は履歴効果で、比較的すっきり起きる事ができるそうです。(日の出時刻は東京です)

【1エピソード】
今日この本を選んだ理由

この本を購入したのは、発行日から推測して10年程前だと思います。
当時、多分、人生をもっとよくするため、効率的に時間を使うには等と思ってた時に、この本を手にとったと思います。
当時も、「ウンウンそうか・・・」と思いながら読んでました。

今回、春先から晩秋は朝から活動していても、冬は億劫になってしまうこともあり、「より朝を効率的に活用したいとい」という思いと、「アウトプット始めるのに手軽な本」と思いこの本を選びました。

ただ、10年前の本なので、現在とそぐわない内容もあるかと思います。
しかし、私の場合、早朝の活動は、春先になると活動で、冬は鈍るので、
今更ながら、納得するところもありました。

【1アクション】
習慣化するには3月スタートがよいとのことで、時期がちょっと遅いですが、今年の冬は朝活が続けられるよう、就寝時間もきちんと意識し調整していきます。



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