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rakugo1000 (69) : 林家きよひこ「過払い記憶」

概要
最近どうも母親のボケが進んでいる気がする娘。母親の家にいってみると、なにかデータにアクセスしている声がしてる。聴けば専用USBをあたまに刺して「人の記憶」をインストールしているという。最近流行りの、「記憶の売買」をしているというのだ。
さらに人から記憶を買っているだけならまだよかったものの、どうも、母親は自分の記憶も売っているようで…。

今日聴いた噺
19/09/19 第14回どんぶらこっこゑ彦印
林家きよひこ 過払い記憶
柳家小ゑん ミステリーな午後
林家彦いち 保母さんの逆襲
柳家小ゑん むじな谷の夜
林家彦いち 悪戯世代

プチメモ
きよひこさんがたぶん前座期間の半分を超えたためか、めきめき力をつけてる気がする。コツコツやってるんだろうなぁ。偉いなぁ。
この会はネタ出しをされている噺も楽しみながらもう1席が何になるか、毎度すごくワクワクするんだけど、小ゑんさんは、「ミステリーな午後」からスタート。この噺、好きー!係長の「僕に興味があるのかな〜〜」のところの気持ち悪さ、すごいわー。「シャケ弁ノリ弁コロッケ弁」とかのリズムのよさも心地よくて。
彦いちさんは、きく麿さんが前座時代に追い詰められたときのマクラから入ったのでこの噺は何だっけ!?と思ったら「保母さんの逆襲」。生で聴くのは、一昨年、本多劇場でSWAメンバーでやった会で聴いて以来。そして、追い詰められる主人公が切なくて可愛くて抱きしめたくなっちゃうんだよなぁ。。。彦いちさんんが描く世界はこういうのがズルいw 大好きだわ、これ。
ネタ出しされていた小ゑんさんの「むじな谷の夜」。何気に家族のほっこりする噺だったりして。予想外でビックリしちゃった。
トリの「悪戯世代」はなんだか徐々に固まりつつあり、そして、研ぎ澄まされてきた感じがした。スケキヨのところはやっぱり想像しまくっちゃって、勝手に絵にぎょっとするんだけどw
やっぱりいい会だなぁ。次は12/9らしく、先約ありで調整をしなければ。。。

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