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rakugo1000(85) : 鈴々舎馬桜「極道のバイト達」

概要
大阪から東京の組に、ふらりと遊びにきた兄貴分。事務所で最初に応対した若者の態度に、東京事務所の組長に文句をつける。「仕方ないんですよ、アルバイトなんで」という東京の組長。タイムカードで管理し、残業はしない、組長のことは店長と呼ぶアルバイト組員に憤慨する兄貴分。
文句をいっていると、営業に回っていた組員が外で刺されたという。事態を処理しに外に出るので、留守を兄貴分に頼む東京の組長。そのとき、アルバイトの面接もしておいてほしいと頼むのだが…。

三遊亭丈二さん作の新作落語。馬桜さんが演ると、兄貴分の迫力が増すので、別の味わいがあって楽しい♪

今日聴いた噺
19/10/05 らくご食堂
マダムマンダム たけのこ
麹家おめぐ お玉牛
麹家百舌 夢の酒
麹家伊三次 猫の皿
麹家直流 死神

19/10/05 池袋演芸場上席夜の部
鈴々舎馬桜 極道のバイト達
三遊亭圓丈 噺家と万歩計
三遊亭鬼丸 新巌流島
橘家圓太郎 浮世床〜本
伊藤夢葉
鈴々舎馬るこ 小言幸兵衛

プチメモ
らくご食堂は2度めで、お友達、伊三次が高座にあがるというので、いそいそと出かけていきました。伊三次の落語を聴くのはもうたぶん5回を超えてるかなー。「猫の皿」、上手だったなぁ...。

夕飯まで時間があまっちゃったので、池袋に移動。末広亭とすごく悩んだんだのだけど、圓太郎さんが聴きたくて。
結果、大正解!まさかの、馬桜さんで「極道…」が聞けると思わなかった。ちなみに馬桜さんが持っている新作は4作品で、白鳥さんのときく麿さんのと丈二さんのものだそう。いろいろ聴いてみたいなぁー。
圓丈さんも今日はお元気に、ばっちり楽しく「万歩計」やってくれたし、あまり聴いたことのなかった鬼丸さんも聴けてこれまた楽しかった。
圓太郎さんは、相変わらずステキでした。なんだろうなぁ。間合いとか表情とか。依然古典系の人ではイチオシ。
今日来たもうひとつの理由はトリの馬るこさん。下丸子で頻繁にみていることもあって、愛着のある人。今日はしっかりと古典だったけど、小言が冴え渡ってて好きな感じでした。またこの噺、きいてみたい。



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