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rakugo1000(86) : 春風亭昇太「井戸の茶碗」

概要
正直ものの屑屋の清兵衛さん。いつものように長屋を回って屑を集めて歩いていると、裏長屋の千代田卜斎氏に、屑とともに、ひとつの仏像を買ってほしいと頼まれる。普段、価値判断ができないという理由で、屑のみしか扱わない清兵衛さんだが、卜斎氏に重々頼み込まれて、人のよさから折れてしまい。200文で預かり、利益は折半することで落ち着いた。
その後、細川家のお屋敷の前を売り声をあげて歩いていると、高木氏という武士に呼び止められ、仏像を買いたいと言われた。正直に200文で預かったという話をすると「正直ものだ」と気に入られ、300文で引き取ってもらえた。喜ぶ清兵衛。
しかし、この仏像、実は体内にすごいものを含んでいて…。

古典の超有名話。千代田卜斎氏、細川氏、清兵衛さんと、3人の正直ものが正直を通そうとすることから話がおかしいことに。
昇太さんは、卜斎氏が刀を、細川氏が吹き矢を持ち出す形で、かなりの笑いを量産していた。

今日聴いた噺
19/10/06 春風亭昇太独演会オレスタイル
立川生志 初天神
春風亭昇太 リストラの宴
春風亭昇太 お見立て
春風亭昇太 井戸の茶碗

プチメモ
一昨日に続き、「オレスタイル」おかわり。
一昨日は、開口一番とマクラを聴けなかったので、その部分も楽しみだったのだけど、個人的には開口一番が生志さんだった今日はラッキー。昇太さん結婚による昇太ロスのはなしをしてくれて、ほっこりしました。
マクラを聴けたので、生着替えの奇抜な肌襦袢の秘密も知れたし、そして、すべての噺を終えたあと、会長になったけど、結婚したけど「収まらないぞ!」宣言があって、なんだかちょっとホッとしたな、と。
やっぱりあいもかわらず、昇太さんは唯一無二感がすごい。これからの昇太さんも楽しみです。まぁ、結婚マクラはもういいけどねw

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