rakugo1000 (104) : 林家彦いち「愛宕川」
概要
旦那について、旅にやってきた幇間の一八。いつものように京都のお山かと思って見回すと、なんと見たことない風景。旦那に聴くと「お前に本当のことを言うとついてこないと思ったから」と睡眠薬を飲まされついた先はカナダのユーコン川。ここで川下りをするのだという。
驚きつつも、もう来てしまったものは仕方ない、ということで、カラス"かぁ"、ならぬ、キングサーモン"バチャン"、で夜が明けいざ川へ。ガイドのポールの誘導をうけて、川下りをしていく。途中陸にあがって、かわらけ投げならぬ黄金弾のライフル発射&機関銃発射をして遊ぶ旦那。もちろん打ち込まれた黄金を追いたくなっちゃった一八は…。
古典落語「愛宕山」の彦いちさん風、実体験を混ぜたオマージュ作品。
今日聴いた噺
19/10/24 鈴本演芸場十月下席夜の部
柳家小ゑん ミステリーな午後
アサダ二世
古今亭文菊 猫と金魚
ホームラン
林家彦いち 愛宕川
プチメモ
お仲入り前の小ゑんさんに滑り込み。考えてみれば魚つづきな流れでした〜^_^
小ゑんさんが、「ミステリーな午後」で小僧寿司の話をして、文菊さんは金魚をぴちぴちさせる。そして彦いちさんはキングサーモンバシャンで世が明けるわけです。
こういう流れ、すごい好きだなぁ。パスしあってる感じにぐっとくるよ。
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