見出し画像

rakugo1000 (25):瀧川鯉昇「犬の目」

概要
男が「目が見えない」とボヤいていて、友達に病院に連れてきてもらう。お医者さんに診てもらうと、「くり抜いて取り出して洗う」と言い出し…。
取り出した目を洗ったり乾かしたりの仕草も可笑しい噺。タイトルである「犬の目」になる理由が下げに向かって展開されるのだけど、よーく考えればホラーであったりするのが、鯉昇さんの雰囲気や語り口調でめちゃくちゃ笑えてしまって、大好きな一席です。

今日聴いた噺
19/08/06 浅草演芸ホール八月上席昼の部
春風亭柳橋 子ほめ
桂今丸
桂伸乃介 真田小僧
瀧川鯉昇 犬の目
瀧川鯉斗 転失気
宮田陽・昇
古今亭寿輔 くしゃみ妨害噺
春風亭昇太 犬貸して小噺
北見伸・ステファニー
三遊亭小遊三 蜘蛛駕籠

プチメモ
初めてこの噺を聴いたのが喬太郎さんだったこともあり、絶対に新作と思ったのに、ビックリ古典落語。目玉をくり抜くとか、すごい設定…。
定番の寄席ネタが並んだ日でした。「子ほめ」に「真田小僧」に「転失気」って(//∇//)
久しぶりに聴いたけど、寿輔さんの面白さは半端ないなぁ。お客さんいじりながらどんどん爆笑の渦に。落語は聞けなかったけれどw。(聴けないの想定範囲ではありましたがwww)
昇太さんもなんか雲行き怪しいなぁと思ったら、小噺のみでちょい残念。昇太小噺の定番を4本もやってたけど、今日は昇太さんの新作聞きたかったなぁ。
柳橋さん、鯉昇さんあたりはもうすこし前に出てきていい師匠な気がする。おふたりともすごく楽しい。こういうところに芸協の底力を感じるのでー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?