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rakugo1000 (131) : 柳家喬太郎「吉田御殿」

概要
お茶屋にたどり着いた若侍の新之助。汗を大いにかいたのをみて、お茶屋の主人が「いまならすぐに乾くのでお召し物を洗って干しましょう」といってくれる。「ではお言葉に甘えて」と、すっかり脱ぎきった新之助。主人が洗濯にいっている間、尿意をもよおし茶店の裏手で「気持ち良いなぁ」と土手にめがけて用を足す。
戻った主人にその話をすると、たちまち血相を変え、「いますぐここを立ったほうがよい」と乾く前の着物を急いで着せにかかる。一体なぜ?と疑問に思っていると、一人の女性が声をかけてきて…。

今日聴いた噺
19/11/20 ザ・きょんスズ30
柳家小太郎 手水廻し
柳家喬太郎 母恋くらげ
林家正蔵 幾代餅
柳家喬太郎 吉田御殿

プチメモ
開口一番の小太郎さんが何気に可愛らしくて、「手水廻し」大笑い。そして可愛いつながりなのか、喬太郎さんの「母恋くらげ」!これネタ出しだったので今日は間違いなくホッコリできると思って、ほんと幸せだった。タコの仕草、イカの仕草、クラゲの仕草、、、みんなスーパー可愛い!
正蔵さんは、芝居が大好きということもあり、スズナリに思いが強いそうで。「ちゃんとしたのやってください!」という喬太郎さんのリクエストをうけての「幾代餅」。ここまでほんと、ピースフルな時間。
そして仲入り後の、「吉田御殿」…。これはハッキリいってぶっとんだし、すっごいバレ噺。喬太郎さんがめちゃ激しくて、いやぁ、すごかった!「母恋くらげ」と正蔵さんの持つ雰囲気で穏やかな一日を想像していただけに、パンチがすごくて。
いやぁ、きょんスズは毎回毎回、いろいろ裏切る。最高です!


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