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あなたのコアが確立されたのは何歳ですか?

「あなたのコアが確立されたのは何歳だと思いますか?」

もしくは

「精神年齢は何歳で止まりましたか?」

この質問をするのが好きだ。

唐突に聞くから相手を驚かせてしまうこともある。

わたしと似たような年齢が返ってきて「近いですね!」と盛り上がることもあれば、思いがけない年齢が返ってきて「うわ〜全然違いますね!」と嬉しくなることもある。相手の内面をちょっと覗き見できるから好きなのかもしれない。

少し変わった質問をするのが好きで、過去には「行動するときの信念は?」とか「最近あった嬉しいことは?」などの質問をなげかけている。寡黙だと思っていた友人が「友人と電話で2時間話したことが嬉しかった」なんて返答をくれて、以外に思ったこともある。


冒頭の、
「あなたのコアが確立されたのは何歳だと思いますか?」
の質問に戻って、と。

今まで一番低い年齢は、母の返答で、なんと「3歳」だった。母は小さい頃の記憶が残っているタイプの人なので、赤ん坊と呼べるくらい小さい頃から自己が確立されているらしい。面白い!

じゃあ、わたし自身がどうかというと、「14歳」いわゆる「中2」という頃に、"ちゃわん"という核が作られた気がしている。

もちろん14歳以降も変化しつづけている。けれど、周りや色んな物事への対応ができるようになっているだけで、本質的には14歳の頃から変わっていないじゃないかと思う。

14歳のときに強烈に覚えていることがある。

わたしは今でも漫画やアニメそしてゲームが好きで、もちろん当時もそれらにハマっていた。小学生の頃はポケモンにどハマりしていたけれど、中学生に入ったら自然とジャンプを読むようになっていた。ホイッスルというサッカー漫画にハマっていた。

14歳のあるとき、漫画仲間とジャンプの発売日に盛り上がって、お互いの好きな漫画の感想を共有していた。テンションがあがって、けっこう大声で話していたのだろう。近くにいた他の学生からの視線を感じた。

その瞬間初めて「恥ずかしい」と思った記憶がある。

その時まで、他者の視線を感じて「恥ずかしい」という思いをしたという記憶はない。好きなものを大きな声で好きだと言えていた。ポケモンの絵を描いては友人に見せていた。

でもこのときになって、自分の好きなことを大きく主張することが恥ずかしくなった。そんな気がしている。

生まれてから14歳までの性質も変わっていないと思うけれど、14歳になり他者からの視線を受けて、自分が固定された感じがある。

だから、わたしの答えは「14歳」。

じゃあ、わたしのコアが何かと聞かれると、それはそれで困ってしまうのだけれど。

昔から変わってないよな、と思う反面、じゃあ自分ってなんだろうとも思うのです。年々、嫌なものや苦手なものがはっきりしてきているから、そこから変わらない自分も見えてくるのかな、なんてね。


「あなたのコアが確立されたのは何歳だと思いますか?」

よかったら考えてみてください。


お読みいただき、ありがとうございます。
次の記事でお会いしましょう。

またねー!


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