M&Aと知的資産経営

こんな記事が流れてきたので読んでみました。

エムアンドエー駆け込み寺No14　売却シナリオを自分でつくる

M&Aを検討する際、決算書だけで自社の企業価値を説明することは限界があるので、知的資産経営報告書を活用する。

全くそのとおりで、有効だと思います。
知的資産経営報告書を作成するメリットがコンパクトにまとまっていて、よい記事だと感じました。

しかし、ちょっと考えが異なる点があります。
「知的資産経営報告書を社長自身で作成し、～」とありますが、私は幹部社員、若手社員なども巻き込んで作成したほうが良いと考えています。

他人事ではなく、自分事・当事者として会社の未来に向き合うことはとても重要な点だと考えています。
会社の将来を考えるとき、将来の経営者・幹部・社員の視点も取り込んだほうが、より良い将来像が描けるだろうと思います。

この記事は「M&Aでの知的資産経営報告書の活用」がテーマですから、幹部社員にもM&Aを検討していることを伝えていない、という前提かもしれませんね。