KC and the SUNSHINE (08) 「しゃべっちゃいなよ」今年も開幕:2023/2/11
2ヶ月に一度行われている落語公演「しゃべっちゃいなよ」。
芸人サンキュータツオさんがキュレーションする「渋谷らくご」で、長年行われている新作ネタおろし会なのですが。
毎年偶数月に実施されるため、今年の火蓋がいよいよ切って落とされたのです👉
「しゃべっちゃいなよ」は、自身が新作落語家で、新作の仲間を増やしちゃおうぜ、と心意気を見せた林家彦いち師匠がプロデュースしています👊
この会って、「ネタおろし会」なので、過去にどこかでやった噺はご法度。ここで初めてやる「できたてホヤホヤ」を聴く会。
ここに、彦いち師匠がさまざまな若手噺家さんにいわば「赤紙」を渡すような形で会の参加を誘い、毎年20数本の新作落語が生まれていきます✨
今年の初回もホント、すごかった😆
ハードボイルドなバーで展開される殺人を匂わした噺(やなぎさん)
吉幾三を拾って描い始める噺(昇輔さん)
遺産相続をシュークリームで例える噺(花いちさん)
青春ドラマかと思ったらバトルロワイヤルなのかも、な噺(青森さん)
夢の続きが現実に引っ張られまくる噺(彦いち師匠)
これだけみても、おおよそ落語とは思えない感じですよね😉
正直、以前よりも新作落語をやる人が少しずつ増えていってることもあり、レベルがあがっていってる気がする。4年くらい前は噺として成り立ってないんじゃ、みたいな噺、持ってくる人もいた気がするのだけど…🤣
古典落語って、しばらく落語に通っていると「知っている噺」も増えてくるので噺の筋がわかっているから、聴くのにそこまでカロリー使わないんですけどね。
新作で、しかもネタおろしの場合って、何を言い出すかわからないから、聴いて、想像して、噺についていって、に相当カロリー使うんです。正直めっちゃ疲れる😅
でも、あたらしい落語が生まれる現場が私は大好きで😍噺家さんもお客さんも双方に緊張がみなぎっていて、共有し終えたときの、達成感というか、肩くんでお疲れ!って言いたくなるような気持ちがやめられないのです。
毎年12月には、年間チャンピオンも決定するので、決戦感も強く、とても楽しみ。今年も全戦見届けて、12月を迎えたいと思ってます💕
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