チキンウィングを食べながら見たい海外ドラマ

今回は映画ではなく海外ドラマについて書きたいと思います。海外ドラマといえば人気のドラマは何シーズンも続き１シーズン２０話以上あるものも珍しくないですね。

そんなエピソードの多い海外ドラマで、作品によってこれ！と決めるのは難しいのですが、それぞれの作品にアイコニックな食べ物だったり、飲み物があったりするものです。

なぜチキンウィングにしたかというと、最近改めて見始めた海外ドラマにとってのぴったりなものがこれだったからです。その海外ドラマとは、Netflixに追加された「How I Met Your Mother(ママと恋に落ちるまで)」です。

このドラマは９シーズンあり、主人公のテッドが子供に、自分と妻に会うまでの話を伝えるというスタイルで進行していきます。メインキャラクターが５人いるのですが、そのメインキャラクターの恋愛や、キャリア、友情などを描きながらテッドが妻に会うまでの話を９シーズンかけて描いていきます。

ここから少しネタバレになりますが、

面白いのは、肝心の「妻」が登場するのは９シーズンになってからなのです。よくあるラブコメのドラマであれば、出会ってから様々な経験を通して成長していくカップルを描くと思うのですが、このドラマはまさにタイトルの通り「恋に落ちるまで」、出会いまでを９シーズンかけて描くというところがとても面白いです。

テッドは１シーズンから色々な女性に出会い、私はその度に、この人が妻になるのか？というように見ていたのですが、まさかファイナルシーズンまで出てこないとは驚きでした。

ただ、エンディングは賛否分かれており、正直私は好きではない終わり方になっています。否定的な意見が多かったからか、もともと用意していたのかわかりませんが、放送されなかった別のエンディングもあり、私はこちらを真のエンディングと思っています。興味があればぜひ見てください。

その中で、チキンウィングを食べたくなる話が、シーズン２のスーパーボウルの話しにでてきます。アメリカではスーパーボウル（アメフトの優勝決定戦）は、年間視聴率一位を獲得するほどの視聴者数を誇る、一大イベントです。試合の合間に放送されるCMは世界一広告費が高いことも有名ですね。

メインキャラクターたちは、スーパーボウルの日にみんなで集まり、チキンウィングを食べながら試合を観戦することが恒例としています。このエピソードでは試合が、別のイベントで視聴できず、録画した試合を次の日に新鮮な気持ちで見るために、それぞれが試合結果をケータイやテレビから分からないように悪戦苦闘する様子がコミカルに描かれています。

そこで、試合と一緒にチキンウィングを食べているのが本当に美味しそう➕日本にはあまりそういった習慣がないので、ちょっとアメリカのそういう感じが楽しそうと、ということもありこのエピソードを見るときはチキンウィングを食べながら見たい！となります。このエピソードが個人的にすごく印象に残っていて、この作品自体のイメージがなぜかチキンウィングを食べながら見たい作品として、私の中に残っています。

日本であまり海外で食べられているようなチキンウィングを購入できるお店が多くないのがちょっと難点ですが。。。手羽先とはまた違うでしょうし。。。

Cover Image by RitaE from Pixabay