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やっちゃえ初心者のろくろ講習(1)

連休中にろくろの学習にやってきたのは
2年前の京王のろくろ体験の参加者でした。
昨年旭川から車で2時間ほどの地方都市に
住むことになり陶芸を習い始めたそうです。

ろくろも始めて時々ミニチュアにも挑戦し
少しは作れるようになったとのこと。
でもたった1度の体験では忘れることも多く
SNSで見た動画だけでは基本の「延べ上げ
延べ下げ」さえもうまくいかないのだとか。

事前に何を覚えたいのかメールで尋ねると
「京王でも皿を作りたいと言いましたが
無理だと言われ今回はその皿作りです。」
とのことでした。

皿は普通ろくろ挽きするのも難しいのですが
ミニチュア陶器の初心者にろくろ挽きを
教えることさえ大変なのに皿は無理です。
それで京王ではお断りすることになりました。

まずどの程度基本ができるのか確かめると
延べ上げ延べ下げから始めた方が良さそうで
ここは丁寧に教えないと次につながりません。
上に伸びない原因を確認して修正し
下げると中心が狂う原因も修正しました。



皿挽き専用の自作の竹ベラ

皿のろくろ挽きはこの延べ上げ延べ下げを
特に完全にしないときれいにできません。
さらに細かな指遣いを覚えてもらいました。

これでようやく皿挽き用の竹ベラが使えます。
竹ベラの使い方を何度も練習し、何とか
使える段階になったところで昼食タイム!



昼食は高級ハンバーガーをテイクアウトです。
人気のベローズバーガーは何と税込1800円也。
バーガーは上下に分けられて入っているので
合わせるとダブルバーガー並の厚みです。
簡単にはかぶりつくことはできませんが
これを食べれば皿なんて簡単にできそうです。😆



合板の剥がれた部分をレジンで埋めて修理した粘土板も使ってます

簡単とはいうものの形になった1個目は
縁がメロメロで怪しい仕上がりでした。
1個作るのに10分以上もかかってしまうと
粘土の粘りが次第に無くなりこうなります。

延べ上げ延べ下げは1分、皿作り2分で
作れるようになればベストなのですが
2枚目は10分以内に何とか完成しましたが
失敗してコツを会得するしかありません。

   💛    🇺🇦    💙


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