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ここで終わりではありません

先日おみくロン株は2週間後にピークを迎えるという
推測がテレビ番組で流れていました。

これが正しければ4週間後のミニチュアのイベントは
無事開催できるかもしれません。

とはいえ2週間後に全てが消え去っているはずもなく
それなりの傾向と対策が必要になると思います。
これまでのイベントで使った様々なアイテムが
再活躍してくれるかもしれません。
感染対策もここで終わらせず次に繋げていきたいです。

壺5


普通の花瓶は邪魔になる程持っていますが
床の間に飾る茶花用の花入は少ししかなかったので
今回茶室を作ったので多めに作ることにしました。

普通にロクロで挽いただけでは面白くなりません。
ところがこの花入にも約束事があるようです。

花入にも「真」「行」「草」の区別があるようで
真の花入は、供花としてつかわれていた唐銅(古銅)の
花入、青磁、染付、祥瑞、赤絵、交趾などがあります。
行の花入は、釉薬のかかった瀬戸、丹波などがあり
草の花入は釉薬のかかっていないものがあるそうです。


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面倒な感じですが、草の花入を作ることにしました。
釉薬をかけずに雰囲気を作るために考えたのは
荒い土の表面を削ったり、化粧土を掛けることでした。


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使った粘土は黒泥土と自作の童仙房を混ぜた白土です。
ロクロで挽いた直後に竹べらで表面を大胆に削った後
もう一度ロクロを回し斜めにならないよう修正します。

それを一度素焼きをしました。


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次に化粧土を掛けるのですが、
ミニチュアだと微妙な掛け方をすることが難しいので
筆で変化が出るように凹凸を利用して塗りました。


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このような形だと思い切った変化がつけられます。
これを本焼きするだけなのですが、
これで終わりではなく茶花が入って完成となります。

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