見出し画像

スキップするのは簡単ですか

なんでも一足飛びにはできないものですが、
この567の状況も増える時には飛躍的ですが
収まっていくのは亀の歩みのように思えます。
このままではオリンピックも中止かもしれません。

子どもの成長も同じように思っていましたが、
息子が送ってきた2歳の孫の動画を見て驚きました。
ドカ雪で足を次に踏み出せず半ベソをかいていたのに
1時間後には車の雪をシャベルで払いながら、
「できた」と何度も言っていたことです。

このようなスキップは滅多に起きるわけではなく
ほとんどの場合は少しづつ前に進めるだけです。
いきなり解決したり、向上するものではありません。
地に足が着いた取り組みしかないということかも。

画像1

考えてみると陶芸でもこのようなことしか記憶になく、
ミニチュア陶器でも、ロクロ挽きが終わった花器を
粘土の塊のてっぺんから外すだけのことでさえも
3ヶ月もかかってようやく解決しました。

画像2

ここ数週間取り組んできた対になる瓶子ですが、
なんとか目処がついてきたようです。
以前の挽き方から変えたのが、粘土の置き方です。
いつもは毎日仕事の終わりにはロクロから外して
ビニール袋に入れ乾かないように密閉していました。

画像3

その一般的な方法からロクロに据えたままにして
乾かないようにビニールをかけただけにすることで
翌日もすぐに挽けるようにしてみました。
そのせいもあって1時間で10個も弾けるようになり、
結果的には約120本の素焼きができあがりました。

画像4

それまでは1時間で5個がやっとで、
3割程度の失敗もそれなりにあったわけです。
ここまでくると失敗はほとんどしなくなったので
どのくらい対にできるか調べると4組もありました。
これからもこのような行き方で前に進みたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?