後からが大切なんです

朝食が終わってしばらくぼーっとしてると
突然カミさんから呼び出しがかかりました。
何かと思ったらラベンダーの越境対策でした。

このラベンダー、数年前に隣家の畑との
境界線付近に こじんまりと植えたものです。
それが時間が経つにつれ、次第に増えだし、
境界線を越えて繁茂してしまいました。

点線より15センチ程度左に越境していました

そのはみ出し部分を切れと言う指示でした。
枝切りバサミを使ってカットしたのですが
木の枝が隣の家に入り込んでトラブルになる
こともあるので、後が大切なんですよね。

野の花のお持ち帰りボックスを作ったので、
その成果を試すべく生け花をしてみました。

ピンセットを使って花を剣山に刺してみると
これが思った以上に大変でした。
茎が弱いので潰れてしまい立ってくれません。

茎がどんどん短くなっていきました

１番苦労したのが花の向きです。
向きを変えようとすると剣山から外れる。
茎が潰れ短くしなければならなくなるなど
次から次へと困った問題が出てきます。

それでも花は待ってくれないので、
とにかく手を変え品を変え生け続けました。
撮影が済むまで何とか持ち応えてくれればと
思いながら１時間ほど生け続けました。

生けにくい原因を考えてみたのですが、
もしかするとこれはピンセットの問題では
ないのかということに気づきました。

はがね製のピンセットは先端が細いので
小さく硬いものを掴むのには最適なのですが
太くてさらに柔らかな花の茎のような物を
扱うのには全く適していません。

手持ちの物を探すと金箔作業用に自作した
竹製のピンセットが出てきました。
これだと茎にも優しく潰さずにつまめました。

何点か生けてカバー画像のように
そのまま窓辺に飾りましたが
気がついたときには全て枯れていました。
よく見ると水が全くありません。
いくらうまく生けても水の管理を怠ってはね。

　　　💛 　　　🇺🇦 　　　💙

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