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無ければ作ればいい 2

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間もなくこどもの日です。
カミさんはこの日に合わせて玄関にお飾りをします。
使うのは私が作った兜飾りが折れて接着剤で直し、
線が見えるので、そこに金箔を貼ってごまかした
伊達政宗型の兜を被った人形と焼き物の鯉のぼりです。

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この鯉のぼりは焼くと陶器になる陶紙という素材です。
ペーパークラフトのように切ったり貼ったりして
陶紙を組み立てから焼き、上絵で着色してあります。
とても軽いので宙に浮く物にはぴったりなのです。
この陶紙は素焼きは1250℃で本焼きは1200℃という
変則的焼き物なので扱いにくいという特徴もあります。

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ここまでは陶芸の話ですが本題はこれではありません。
鯉のぼりを留めてあるコイルが主人公なのです。

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元々はアクセサリーの紐に金具をセットするための
部品として考え出したものでした。

紐は素材も太さも違うので、市販のコイルを使うと
自由に使いこなすことはできませんでした。
こうなると自作するしかないと思い色々試しました。
できたのはドリルとアルミのアングルを使う方法です。

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これを使うとドリルの太さの内径を持つコイルを
あっという間に作ることができるのが最大の強みです。
これを応用したのがこの鯉のぼりでした。

鯉のぼりの置物は、鯉を直接支柱に取り付けた物が
ほとんどでロープにつけた物は見たことがありません。
さすが、柔らかなロープに取り付けることは不可能で
私の場合も竹ひごにしてあります。

竹ひごにコイルを取り付け、その先に鯉のぼりを接着。
これで鯉がロープに繋がれ、空中を泳ぎました。
コイルの作り方は後日、動画で見せたいと思います。
無ければ作ればいいという話でした。

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