見出し画像

使い物になる?

先月『世界で一番美しい元素図鑑』を購入ました。
サイズは約26×26cm、重量約1.5kgの大型本です。
最初の数ページは周期表などが掲載されていて
こんな詰まらない本だったのとがっかりしたのですが
1・水素からはとてもきれいなページが始まりました。

画像1

大きくて重いのでどこへでも運んで見る本ではないので
そのまま積んでおくようになっては全く話になりません。
そこであまり使っていないテーブルの上に広げ、
1日1元素を楽しむことにしました。

読み終わったら孫に送ろうかとも思ったのですが、
子どものレベルに合うような本ではありません。
調べてみると『世界でいちばん美しい こども元素ずかん』
という本も出版されていることがわかりました。
これだと孫にも使ってもらえそうです。

画像2


イングレーズを施し本焼きした皿を覚えていますか。

画像3

画像のようにボケボケで窯出しとなったものです。
このままでは全く使い物にはなりません。

画像6

これに修正を加えます。使うのは上絵の具。
本焼きが終わった後で750度で絵付けをするものです。
基本となる線には藍色か黒を使っています。
微妙に修正することもできるので重宝しています。
これによって絵も締まりるのが良い点です。

画像6

藍色で描いた部分には上絵の具は施さないのですが
黒で描いた部分のほとんどには色絵の具が重ねられます。
色絵の具は透明なので黒が消えることはありません。
このように線を描いて焼き付け、
さらに色絵の具を塗って焼き付けるというように
何度か焼くことで完成します。

画像6

ある意味、塗り絵の世界と同じことなので、
配色をどうするかを考えるだけでいいのです。
この作業に来るまでのことを考えればもっとも気が楽な
作業とも言えますが色彩感覚を試されることになります。

これでようやくこの皿も使えるようになったので
次回は完成した色絵の皿をお披露目したいと思います。

   🖌      🖌       🖌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?