エゴと要求に応えることのギャップと思考の変化
この前のとある選手から今度は、
〇〇の精度を上げたいんですけど、
良いトレーニングありますか?
との事。
トレーニングってものの定義と概念のすり合わせが必要だなと感じるこの頃です。
あんまり勉強が深まると、自分の言いたい事と相手の求めてる事がズレてきたりします。
要は相手は〇〇教えて欲しいと言ってきて
それは〇〇だから〜で、かくかくしかじかなんだよ。
と、自分の知識をフルに伝えても、それ求めてねーよってなる事もあります。
というか、???となる事もあります。
相手を置いてけぼりにして、
なんかこの人凄そうだな!って思わせる事もあるし、
ちょっと求めてる事と違うな!って思わせる事もある。
これは、基本的には信頼関係の深さで決まります。
自分が圧倒的に有名なトレーナーであれば良いんでしょうけど笑
今回これを聞いてきた選手は21歳くらい?で、出会ったばかり。
まだ深い信頼関係もないので、自分の言いたい事は伝えつつも、相手の欲しそうな事も伝えてあげるって感じで伝えています。
というか、
今まで僕は年上の選手や、年が近めの選手が今まで多かった。
なので、ある程度その人達のスタイルとか形があって、それを最大限に引き出すという仕事をしていた。
しかし、
21歳ってなると一回り以上も違くて、身体のことはほとんどあんまり知らない感じなので、
一つ一つ教えていく感じ。
最初僕が学んでる感覚系の話やエクササイズを結構教えようと思ったけど、全然ピンと来てない感じだったので、ひとまずオーソドックスなものの少しレベルアップしたものを提案する形に。(そもそも遠隔なので難しい。)
とまぁそんな感じで、僕も少しずつ年をとったなぁと感じるわけです。
人間の欲ってのは歳をとっていく事に
移り変わっていくようです。
物欲→経験欲→奉仕欲
というように精神年齢とともに変わっていきます。
小さい頃ってのはやっぱあれも欲しいこれも欲しいとおもちゃやゲームをねだる物欲ですよね。
そして、おじいちゃんになると、孫になんでもあげちゃうみたいな、奉仕の欲が出てくる。
僕は物欲ってのは、もうすんごい昔から無くて、
経験欲の塊でした。
あれが欲しいこれが欲しい
ではなく、
あれもしたいこれもしたい
それがですね、
ごくごく最近は奉仕の欲が出てきたんだなと感じます。
この若者にもなんか奉仕的な気持ちだし、今後日本の子供達に対してももっと色々してあげたいなと思っています。
ジジィな気持ちになってきてるわけですね笑
というのも、
ある程度スポーツトレーナーの目標みたいなのは達成出来てきました。
色んな海外も行ったし、
トップアスリートの施術もできたし、
海外のチームも観れたし、
日本代表のトレーナーにもなれた。
あとは、オリンピックのトレーナーという目標を達成するのみなんです。
そんな状態なんで、結構そろそろ奉仕欲になってきています笑
何が言いたいかというと、
ある程度自分の目標は達成しつつあるので、そろそろ次のステージに行きますよ!って話です。
みんなも自分が今どこの欲にいるか?考えてみたらどうでしょう。
※
東京オリンピックの帯同はまだ決まっておらず。
何の競技でいこうかな?
アスリートのケアしてます。世界に飛び出す整体師になりますので、応援宜しくお願い致します!!