ウサギとカメの話


ウサギとカメの話

昔話でウサギとカメという話です。

ノロマなカメがウサギに馬鹿にされて、山の上まで競争する事になって、途中ウサギは寝てしまって、コツコツと山の頂上を目指していたカメが勝つという話です。

コツコツと頑張れば能力の劣る者も勝つ事が出来る

みたいな教訓の話だと思うのですが、これってどうなんでしょうか?

カメが勝ったのは、ウサギが競争の途中で寝てしまうというあり得ない事が起きたからで、決してカメがウサギより速く走れるようになったわけではありません。

カメを我々ADHDに置き換えてみたらどうでしょうか?

出来ない事を馬鹿にされて、必死に努力しても出来る人に追いつく事は出来ません。

大事なのは、出来ない事を受け入れて、馬鹿にされても心がブレずに自分の得意な事を頑張って生きて行く事が大事なのではないでしょうか?

そもそも、ノロマなカメというのは、走るのが得意なウサギから見た一面であり、一日中じっとしてる大会なんてのを開催したら、どっしりとしたカメと落ち着きのないウサギという見方になるかもしれませんよね。

人間もそうですが、1対1で向き合った場合、必ず相手は自分よりも優れている部分を持っていると思っています。

お互いに、そこを尊重して行けば良い社会になっていくのではないでしょうか。

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