買い物版出前館で、日常の買い物をリプレイスする
こんにちは！KBC16期の河井彩花です。この企画#SUMMITへの道 では、KBC Students Accelerator Program セミファイナリストを紹介いたします。一体誰がKBC SUMMITのファイナルピッチに進むのでしょうか。ぜひご注目ください。
第八回では、佐藤凪義さんをご紹介します。
佐藤さんは、中学時代にPCゲームの海外との価格差を利用してアービトラージ的に輸出し、年商4500万円を達成しました。遊びのつもりが大きな金額になってしまい、初めて起業を意識しました。高校時代、海外のハードウェアスタートアップ向けにローカライズ等国内展開を支援する企業を立ち上げるも、二期目で取引先に飛ばれてしまい事業を停止しました。さらに高校卒業後は、上京してから地下アイドルの運営に携わりましたが、コロナで壊滅してしまうなど、ユニークな経験をお持ちです。
ーー佐藤さんが行おうと思っている事業案について簡単に教えてください。
スマホで注文して30分でスーパーの商品が届く買い物代行サービスです。
イメージとしては出前館の買い物バージョンを意識していて、UberEatsのようにギグワーカーを利用し責任の分散を図るのではなく、ちゃんと中央が責任を持って配達員を雇用・教育し、さらに日常の買い物に特化したUI/UXで既存のネットスーパーや競合の代行サービス(Uber等)とは違う観点からアプローチして「そのまま普段の買い物をリプレイスする」ことを目標にしています。
ーーどうしてこのビジネスアイデアを思いついたのですか？
祖母が入院中に祖父が雪道で転んで骨折し、買い物に行けなくなった事で手伝わなくてはいけなくなりました。その時はまだ地元の北海道には帰っていなかったので、後輩にLINEpayで送金して代わりに買い物を頼みました。帰省してからも外に出るのが面倒だったので後輩数人に頼んでいましたが、これをシステム化して他の人が使えるようにしてはどうかと思いつき、その日のうちにLINEbotとLP、ビラを作りました。
ーー事業を進める中で大変だったことはありますか？
今までスモールビジネスしか経験したことがないので、スタートアップ的な物事の考えにあまり付いていけてないところが多いのでそこがネックです。
彼らに伴走するアドバイザーさんは、株式会社Life Design Application代表取締の金子裕さんです。金子さんは、6月にKBCが主催したビジネスコンテストSEEDsでも、メンターとして参加していただきました！！
ーー佐藤さんのビジネスアイデアにどのような印象を持ちましたか？
現場感があってよいと思います。小規模なPMFが既にできているのも素晴らしい。
トライアンドエラーを繰り返して多くの人に支持される圧倒的な事業にしてほしい。
ーー佐藤さんに一言お願いします！
あなたならできる！
＜CSメンバー森優羽からのコメント＞
金子裕さんと佐藤凪義さんはお二人ともとてもご経験が豊富で、それらを活かした話し合いができていました。
凪義さんは、既に仮説検証を何度も行っており、実際に当該事業でお金を頂いたということもあって、より抽象的な側面から金子さんはアドバイスされてました。その一環のVISION作りは一筋縄ではいかないものですが、徐々に固まってきたようです。お二人の熱量が素晴らしく、今回のSAPが大きく凪義さん含めメンバーの皆さんの人生を変えるものになっていることに私自身震えが止まりません。そのように感じさせてくれる人たちが集まったグループでした！
ーー最後に佐藤さんから意気込みをお願いします！
札幌市は200万人近い人口が居るのに全国的な知名度を持つ企業がここ10年間で現れていません。自分たちがこのサービスで北海道の経済と起業環境を盛り上げていけたらと思います。
SAPではこのような強い思いを持った起業家が日々事業検証に取り組んでいます！そして選ばれた代表5名が年末のKBC大型イベントSUMMITでピッチコンテストに臨みます！ぜひご参加ください！下記URLで皆様のお申し込みお待ちしております！
KBC SUMMITとは
-全学生必見！-
学生スタートアップの祭典 KBC SUMMIT
昨年は300人もの来場者によって大きな話題となったKBC SUMMITが今年も、「夜明け」をテーマにオンライン開催決定！！一瞬にして崩れた私たちの「あたりまえ」を悲観するのではなく、チャンスと捉え、
今まで以上に未来を広げていく、そんなきっかけをこのKBC SUMMIT で創ります。
✔️SAPファイナリストピッチコンテスト
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(編集・文責 河井彩花)
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