【新しい働き方LAB3期/指定企画】オカンがUdemy講師になったらDX関連の仕事ができるのか(最終報告書)
今年2回目の参加となる「新しい働き方LAB」。昨年「何者でもないオカンが『DX人材』になり得るのか?」、略して「おかんDX」として活動を始めましたが、仕事を獲得できるところまでは到達できませんでした。
実績が乏しい自分には、何か目に見えてアピールできるものが必要。昨年から学び始めた Microsoft 社の Power Platform についてのUdemy講座を作ろうと思い立ち、今回の応募となりました。(採用して下さったランサーズ様、Udemy(Benesse)様、本当にありがとうございました。)
研究当初の意気込みはこちら
◆実験結果
Udemy講師企画のミーティングが大体2週に1度あり、とても良いペースメーカーとなってくれました。どのような講座を作りたいか、ターゲット設定、講座設計、収録のTips、公開までのノウハウなどなど、本当に本当にありがたい内容でした。
で、私はと言うと、最初走り出した時は結構快調だったんです。元々講座を作りたいとずっと思っていて、でも先延ばしにしていたこともあって、構想だけは一丁前にほぼ完璧に出来てたので。
が、講座設計をして、さぁ、資料を作って収録だ!という段になって、自分の理想と実際に今の自分のレベルにものすごく大きなギャップがあることに気付き。。。あぁでもない、こぅでもない、と試行錯誤だけで時間がどんどん過ぎていきました。
元々自分が専門として長年やっていることであれば知識と経験の中から色々と作り上げることもできたのですが、私が選んだ題材が自分自身もまだまだ勉強中のところもあり。「こんなレベル低いと、然るべき人が見たら怒られるんじゃないか」とか「そもそも需要がないんじゃないか」と思ってしまい。。。定例会の時に毎回励まされたものの自信が無いままで、想定より大幅に時間がかかってしまいました。
他のメンバーが続々と公開していく中、だんだん作業をするのも苦痛になり、進捗が全くない状態が数週間(数ヶ月?)ありました。今までも色々なことに手を出して中途半端に終わってきたので、「あぁ、また、ダメか。。。」と思ったことがあったのも事実。
一度、全く進捗がなく、定例会に出席するのが心理的にすごくツラい時がありました。が、ここで出なければもうフェードアウトしてしまうだろうと思い、意を決して参加しました。すると皆さん「ご自身のペースで良いですよ」「大丈夫ですよ〜」と励ましてくれて。ホント泣きそうになりました。てか、本当に泣きました。(おばちゃんの涙腺とウェストのゴムのユルさを甘くみてはいけません。)
もうこうなったら中途半端でもレベル低くてもとりあえず公開してしまおう!一旦出してそこからブラッシュアップすれば、公開当初以上に悪くなることもないだろう、と腹を括り、そこから猛ダッシュで取り組みました。
その作業の途中に、講座で扱っている Power Platform のUI(画面の見た目)が大幅に変更になることを知り愕然としましたが、IT系の講座にはよくあることなのだろうと割り切り、一旦操作画面無しのスライドだけの講座として公開まで漕ぎ着けました。(IT・システムの講座でそれはある意味あり得ないですが。。。汗)
公開までできて、とりあえずほっとしました。が、その数日後に、サービスの名前の一部(呼称)が変更になることを知ったり、「やっぱり操作動画ないとダメだよなー」と思ったり、と、まだSNS等で大々的にPRできるほどの自信はありません。今後のブラッシュアップに乞うご期待!と言っておきます。笑
◆効果測定
なんと、計画書に定量的に測定する指針を自分で立ててたじゃないですか!(普段行き当たりばったりの人生なので、自分で立てた数値目標もすっかり忘れていました。)
この測定方法でいくと、結果はこんな感じです。(今日現在)
まさかの自分超えでした。「おい、自分、もっと自分に期待してええんやで、自信持って生きていきや」と呟いてしまいました。(関西弁では「自分」=「私」)
◆実験を終えて
Udemy講座を公開したい夢がひとつ叶ったのは本当に嬉しい限りです。この企画に参加していなければ、絶対達成できていませんでした。PMのリュウジさん、ことのは舎さん、Udemy(Benesse)のエマさん、アキラさん、そしてチームの皆様、本当にありがとうございました。
そして、「おかんDX」についても少し進展がありました。色々なところで私の妄想と去年からの取り組みを語り散らかしていたところ、中小企業様のDX支援のお仕事として、来年から事業化する運びになりました。スタートとしてはまずは私1人で数社の企業様とお話をするところから始めます。実績を重ね、将来的にはDX推進の伴走支援をする「チーム・おかんDX」として活動できるようにしていきたいと考えています。
その時には私のUdemy講座でPower Platformについて学んでもらえたらいいな。(って、それまでにもっと講座を充実させないと!)