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【color#8】85mmに求めるもの(Nikon Z8 + NIKKOR Z 85mm f/1.8 Sで凍てつく奥多摩を撮る。)


朝の奥多摩

今朝の奥多摩の気温は-3℃、風も強い。
今季1番の冷え込みだ、それは間違いない。

 ただし、天気予報は-1℃、無風、昨日の方が寒かったとの事。うーん、現地だとまた違うんだよなぁ、と思いつつ。

85mmに求めるもの

今日はZ8に85mm f/1.8 Sを装着。
みなさん、85mmってどんなことを求める画角ですか?

 Zマウントに移行するときにこのレンズは迷いもなく「買おう」と決めた。50mmとか40mmとかの画角ではなく85mm。

 なんでかって、私は85mmというこの画角が大好きなんだ。85mmの画角はポートレートに向いているとか言われるけど、私の場合はそうではなくて。

「大好きなものを撮る」

 それが85mmなのである。そしてレンズ性能が良いほどこの画角は大好きなものを素敵に記録できる。

 よって、この85mmに私が求めるのは「ふんわり感」なのである。

SONY α7 Ⅳ+SIGMA85mmf1.4ART

娘1(SONY α7 Ⅳ+SIGMA85mmf1.4ART)
娘2 (SONY α7 Ⅳ+SIGMA85mmf1.4ART)

 大好きな娘たちや妻や友達や犬や猫などとにかく可愛いものが可愛く写る。それをこのレンズには期待している。

NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

 さて、ふんわり感を求めると言っておきながら、今朝は奥多摩の冷たい空気を切り取るとか言ってます、私。このレンズ、SONYに使っていたZeissの55mm、空気まで切り取るとかそんなことが言われるあのレンズ。少し似ている感じ(画角は違えど)のイメージが最初に使った時の感触。

 このレンズ、すごい好きでした。空気感を切り取るって、キレッキレに解像するとか、空気を通してよく写るとかではなくて、その場の優しい雰囲気ごと切り取れる、って感じなんですよね。

 前置きはさておき。

凍てつく1

 寒い時の金属加工物はとにかく冷たく写るその空気感、しっかり切り取れた気がしました。

凍てつく2

 今度は自然物を撮ってみました。開放で撮りましたがボケの感じが実に柔らかい。少しぐるぐる回っている感じがするけど、モノが多くてごちゃごちゃしていたら形が残るようにボケるレンズはグルグルするのは仕方ない。それがないように撮れば良い。ある程度周りもしっかりなんだかわかるように写ります。

凍てつく3

 凍てつく町に少しづつ陽が入ってくる、それをじっと待っている町。真ん中の大きな建物は石灰の加工工場、その前の横長の建造物は小学校。

 85mmのスナップだってなかなか良いじゃないか、と最近思っています。

 明日から妻と子どもがいる岩手へ帰省するので、子どもたちを新しいレンズで撮るのが楽しみです。

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