【9】シャインマスカットを初めて食べた日。 #編集者の無編集雑記

編集者のじきるうは、編集者がゆえに「ちゃんとしたもの書かなきゃ……！」と焦燥に駆られていた。それをぶっとばすため、ここでは適当な日常の発見を推考なし＆無編集でわーって書くことにする。過去の連載はこちら。

「一日一回、人生初」

これはボクの座右の銘だ。いま考えた。みんなも使っていいよ。

というわけで、今日は人生で初めてシャインマスカットを食べた。

スーパーで買った1980円（税抜き）のシャインマスカット

スーパーに売っているのを見て、つい目が奪われてしまった。

「アボカド 150円」
「キウイ 100円」
「みかん 380円」

そんな文字列が並ぶなか、急に出てくる1980円。桁一つ間違えてない？

いやあ、まああってるんだろう。なんせシャインマスカットだ。高級ってことだけは知ってる。”マスカット”という名前でありながら、実はマスカットではなくブドウに分類されるというのをブドウガチ勢の友人のブログで見た気がする。そうなのか。”緑＝マスカット”と思ってた。

気づいたときにはカゴに入れていた。

シャインマスカットは意外とさっくりした食感だった。ダイソーの包丁で切っても、綺麗な断面になる。巨峰とかだったら、もっとグチャっとなっていたかもしれない。

食べてみると、意外とさっぱりしたお味。美味しいのには違いないのだが、”美味いもの＝濃厚”という固定観念があったボクからしたら意外だった。パクパク食べれる。作業しながら食べるのにちょうどいい。ながら食いするような値段じゃないけど……。

食べ切ってしまった。パクパク食べられるだけに、わりと短時間で。かなしい。1980円。

正直、スーパーで買うことはもうないな、と思った。スーパーに売ってるものは、なんだか気軽に食べてしまう。次食べるときは、フルーツパーラーとか、レストランとか、いい感じのところで食べたい。じゃないと値段を考えずパクパク食べちゃう。まだ値段を気にせず食べられるほど稼いでない。

いやあ、今日の人生初、よかったなあ。

知らない世界を知れた。

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