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私はフットサルのポジションや用語を知りません。でも何だかんだ言いつつポルセイド浜田の試合を見に行っています

フットサルのポジション名を時々目にする。

ピヴォ
アラ
フィクソ
ゴレイロ

上記は、たまたま前から並べた順番になっているようだ。
このうち、ゴレイロだけはサッカーで言うゴールキーパーだとイメージできるため、ここでは敢えて詳しく触れない。
問題は上の三つ。ピヴォ、アラ、そしてフィクソ。これらはサッカー用語にないと思う。

フィクソは語感から何となく「Fixer」が想起され、そういう仕事なのだろう、と想像できるが、実際のところはサッカーで言う最終ラインに「陣取る選手」のような意味らしい。

アラはよくわからなかったが、「横」(ポルトガル語)、「翼」(スペイン語)の意味があるらしい。
転じてサイドに貼っているプレイヤー、という言い方できそうだ。

ピヴォはサッカーで言うところのエースストライカーのような意味合いらしい。

以上、フットサルポータルというサイトにて説明されている語句を鑑みて自分なりに説明してみた。

それはともかく、だ。


ものすごく情けない告白をする。

ゴレイロはともかく、それ以外の三つの言葉(ピヴォ、アラ、フィクソ)が意味するところを知らないまま、私はずっとフットサルを見てきた。
それが何の自慢にもならないことを私は知っている。でも敢えて告白する。私は何も知らなすぎるし、フットサルの深淵どころか入口にすら立つ資格がないのかもしれない。

でも、そんな自分でも何年もフットサルの試合を見に行っていたりする。

もちろん、それらの言葉の意味をさわりだけでも知れば知ったで面白みが湧いてくるだろう。
そりゃそうだ。これらの基本的な知識があるのとないのとでは、あった方が面白いと思うから。

にもかかわらず、私はそれを知らないできた。

でも、フィクソやアラやピヴォが何かを知らなくても、目の前で行われていることがエキサイティングであることは十分に理解できる。もちろん、知っている方が良いに決まっていても、だ。


話は異なるが、私は音楽が大好きである。ジャンルは案外問わない。だけどいろいろな音楽は私を魅了して止まない。
無論、理屈や論理、詞に込めた感情や思考など、知ればより楽しめよう。

だが、私は意外にもファーストインプレッションで好きになってしまうこと代わりと多い。

ローリング・ストーンズもそうだった。

今でも覚えているのは、たぶんこれの影響だということ。

このセリカのCMでガツンときてしまった。車に、ではなくCMで起用されたローリング・ストーンズの「サティスファクション」に、だ。

思えばこれ以来、もう何十年もストーンズを愛好し続けている。たくさんのアルバムも買った。いろんな曲も聴いた。
ライブには1回だけ行ったが、京セラドーム大阪(1998年当時は単純に大阪ドーム)の印象は今も忘れられない。
あのショウのオープニングで「サティスファクション」なんかやられてごらんなさい。卒倒しそうになったよ。あまりにもカッコいいから。


フットサルに関係のない話をしたけれど、要はそんな感じの物事への入れ込み方をしているので、深い知識よりも、感情を動かす物事の方にグッときてしまいやすいのだ。
サッカーだって同じで、結局、好きになった理由なんか説明できない。
ガイナーレ鳥取然り、湘南ベルマーレ然り、デッツォーラ島根EC然り。みんな好きになるのに「これ」という理由なんかない。
以下の過去文章にも書いているように、好きになった理由が上手く言い表せないのだ。

私は、上記の文章からもわかると思うが、物事を論理的に説明するということが非常にヘタクソだと思っている。

そのように、残念ながら私も「何かを好きな理由」をうまく説明できないでいる。

これは昔、渋谷陽一氏がとあるアルバムのライナーノーツにも書いていたことだが、その何かについて「自分にとっては失語症に陥ってしまうほどの魅力」があるのだ、と思うようにしている。
そう思っておいた方が気楽なのだ。

この伝でいくと、説明が下手な私は、フットサルという競技の深淵、ポルセイド浜田というチームやそこに所属する選手たちに溢れる魅力、などなどをうまく説明できないことは間々あると思う。

だが、実際に目の当たりにして、自分なりにその魅力を感じ取ってほしいとは思う。
私があれこれ拙い言葉で説明するより、自分なりの受け止め方で感じ取ってくれた方が良い。

ポルセイド浜田(at島根県立体育館 2023/12/24)

さて、2024年6月9日14時から、ポルセイド浜田は今季のホーム開幕戦を浜田市にある島根県立体育館で戦う。
対戦相手は強豪の一角であるボアルース長野。ここまで何度か対戦してきているが、いずれも一敗地にまみれている。
しかし、2024-2025シーズンは彼らも何かが違うだろう、と個人的には思っている。その根拠を、確たる言葉で断言できないが、何かが違うかも、とは思うのだ。

もし時間に余裕があるなら、(できればホームの方が良いけど)ホームでもアウェイでもポルセイド浜田を見に来てみないか。青いユニフォームに身を包んだ選手たちは、それに見合った興奮は、きっと与えてくれると思う。

この曲じゃないけど、「青いイナズマが君を責めるかもしれない」かもよ。

基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。