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ぶっ刺さったぁ!メタファー!

いやもうエグイ!メタファー面白そうだね。って思ってた前提があってなおそれを超えてきてちゃんと面白いし、私みたいなスーファミドラクエFFおじさんから見ても「すげー」の一言。

まぁ一言で片づけちゃうのももったいないので、まだクリアしてない段階だけどここまでの感想を簡単にまとめておく。
なんか書かないとな~って漠然と思い始めてもう1年くらいなんも書いてなかったので、それを突き動かすくらいの衝撃だった。ということを先に伝えておく。

ここまで前置きをしてハードルを上げたので、さぞすごい感想なんでしょう。と思った方はここで引き返してください。普通のおじさんの感覚を書くだけです。

じゃあ感想を

まぁ人並みにゲームはやってるし、所謂JRPGが好きな部類の人間からすると、そもそもが期待の塊だった今作。
とはいえ、まぁペルソナやメガテンの冠はないし、なんかチャレンジした企画なのかな。くらいに思ってました。

しかしね~、アトラスのJRPG的には追加とかリメイクとかそういうのを抜くと『ペルソナ5』以来なのかな(間違ってたらすまん)、そこの良いところはちゃんと残して、且つ今までのシリーズものとは別のものにしっかり仕上がってます。まだゲーム内で9月とかだけど。

すごいと思ったところ

ゲームは本当に多くの要素を含んでいて、とりわけ「世界観」「ゲームシステム」「発売時期」がキモなんだよな~。と私の先輩が申しておりました。
私もそれには全くの同意で、発売時期は時代の云々もあるので後から見れば成功。みたいなケースもあり、半分天運って感じですが、世界観とゲームシステムはうまいこと合わさらないと面白さ半減どころかマイナス。みたいなことは往々にしてあるので難しいですね。

そしてこのメタファーはというと、ファンタジー系の世界観にターン制のRPG、と思いきやそれだけじゃなくシンボルエンカウントの「手前」を(割と簡単な)アクションにすることでアクションRPGとも単純なターン制のRPGとも違う絶妙な感じを出してるなと。ちゃんとそれがコマンドバトルに入った後の有利不利にもつながって(この辺はペルソナ5もそうでしたね)いるので、ダンジョンの中は常に緊張感があって良く感じました。

コマンドバトルに入る前に実力差があると簡単にキルできるんですが、これは後ろから近づいて「ザク!」っと倒せるMother2を思い出すな~というおっさんならではの感覚にも陥りました。

キャラクター成長についてもレベル(と主人公のステ振り)だけじゃなくて、「アーキタイプ」と呼ばれる言わば転職やジョブのようなシステムが入っていて、これはドラクエ6とかFF5とかを思い出してまた「いいぞ、いいぞこれ!」となる部分でした。

ここのジョブ的なシステムを入れる時の建付けというかストーリーへの組み込み方も非常にうまくて、「これは主人公を中心とした我々にしか使えない力なのだ!」と序盤で思わせる説得力があり、ここら辺の納得感と言うかうまさが無いと、ただのジョブシステムが入ったRPGになっちゃうので、本当に注意しないといけないところだと思ってます。

それが本当にうまかったように私には見えたし、なにより重要キャラとの会話を「王の資質」に繋げて、それを上げることでアーキタイプの解放などに繋げていく。という循環があまりにも奇麗で、「ここまでやられたら面白いって言わないわけにはいかないよ」という感情になりました。

いうて最後までやってないので

ストーリーの細かい部分とかにはまだなにも触れないでおこうと思います。序盤から色々匂わせてきてる感じもタイトルの「メタファー」そのものの意味とかもまぁなんらか絡んでくるんだろうな。とは一瞬思ってしまいましたが、そこを考えてからプレイしていくのは私の楽しみ方ではないので(それを善しとするプレイスタイルもあって良いと思います)、純粋にお話としては頭空っぽで楽しもうかと。

ま、こういう部分に関してはもうペルソナやメガテンで散々掌の上でコロコロされたので、考えるよりどんどん進んで「おおおぉぉ!」ってなった方が良いと思ってるだけです。はい。

めっちゃ余談

私はsteam版を買ったのですが、書斎のPCだけでやるとあまりに椅子に座ってる時間が長いのでsteam linkをiPadに入れてコントローラーを新調して横になってもプレイできるように環境を整備しました。環境をこのために整えちゃうくらい良いゲームだと思いますね。

こんな感じ。寝っ転がってできるのはありがたい

ということで、続きが気になるのでここで失礼します。
全部プレイし終わった後も熱量凄かったらなんか書くかも。

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