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やっちろドラゴン

去年の2023年8月11日開催のやっちろドラゴントレイルを走ったお話です。真夏の大会!
なんと書き留める事を忘れていました💦そのため思い出しながら記録しておきます。

まず大会のコンセプト(詳細のストーリーはHP参照)に魅かれてエントリーしました。いや、ドラゴンになりたくて走ったw

距離64km、累積標高4300m、さかもと復興商店街をスタートゴールの基点として、八竜山、竜峰山、竜ヶ峰、「竜」を冠する三山を駆け巡るトレイル。完走するとダブルドラゴンの称号が得られるという魅力的なレース。折り返し地点の立神峡にドロップバッグを置いておけるし、ここで辞めてもシングルドラゴンとなれる、かなりパンチのあるコースです。
さらに、開催時期が時期なだけあって、脱水、熱中症の警戒アラートです。

持参する水分は2Lハイドレーションに500ml✖️2ソフトフラスコの計3L、重たいけど脱水にはなりたくなかった。この量でよいのかどうかいまいちピンとこず、いずれにしてもこまめに摂取しながら進もうということしか考えていなかったというのが正しいかと思う。

スタート序盤あたりかと。写真提供local gain

スタート時間が5:00であり、比較的涼しく感じる。暑くなる前までに出来るだけ進んでおきたいところだが、林道やトレイルの登りで時間がかかったため、思うように距離が出せないまま、日が登り、暑さが本気を増していく。
トレイル区間は比較的、木影になっているのでまだましな感じはあったが、特にロード区間が酷暑であり、極端な話、死にそうだった。

木影はましだが足取りが重い。写真提供local gain
展望よきー。天気よすぎー。

エイドではしっかり補給、補水と冷却をさせてもらい。かちわり氷を首元に当てながら進む。じゃないと頭がぼーっとするくらいになるので、これは助けられたし、何よりエイドメニューのみならずスタッフのサポートが何より熱かった!

スタッフとして入られていた森本さんと。

折り返しまではなんとか行けたものの、折り返しからの登りが全くと言っていいほど足が上がらない。おそらく売り切れてしまったのだろうかと。ダブルドラゴンの称号を得るためだけにひたすら来た道を進む。下ってきたところは登りに登ってきたところは下りに、当然なのだが消耗した脚には堪えた。終盤の登りは特に木段あるが、四つん這い状態だったと記憶する。

折り返し地点あたりから来た道を振り返る。
球磨川。前日の雨で濁ってた。

絶え絶えになりながら最終エイドで若干息を吹きかえす。ここからゴールまでも、緩やかな登りのロード、林道、若干のトレイルを終始歩き倒したほど、なかなかやらしかった。なんとか日が落ちる前にゴールできた。

写真提供local gain

前日の日勤終わりに現地に入ったが、仮眠が車中2時間ほどだった。大会中は眠くはならなかったが、帰りの運転が最大の山場であった。

ソロの部だけではなく、駅伝の部のエントリー(2〜4人)も可能なようで、これはこれでチーム戦になりそうで楽しそうだった。
身も心も溶けてしまうほど暑い季節に、興味ある方はぜひドラゴンの称号を得るために挑戦してみてもいいかもです。

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