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クマン100レポート

梅雨入りそして台風3号の行方、大会当日の天候を祈りつつ走ってきました。

結果は、5周(1周20kmを8周の累積標高6000m)でDNFを申告し、初マイルチャレンジは終わりました。

大会前日にスタート地点のHawkNestFamily Villageにキャンプイン。ここは大会中、貸切でした。とてもいいところ。しかし、マットを忘れてもろ地面の凹凸を感じ、かつ、夕食と翌朝の食事を満足に買う時間もなかったことが悔やまれた。ま、気にしないようにして、補給食で満たした。

夕焼けが綺麗でした。

翌朝、とてもいい朝を迎えて身支度、テントの撤収、受付と必携チェックを受けてスタートまでゆっくり過ごした。

photo by しんたろうみつい

さて、いよいよスタートを迎えるわけですが、ざっくりした予定では、1周3:30〜4:00で設定、トレイル区間は歩き中心で、ロードはキロ7分を目標にし、補給はエイド間で1回摂る計画でした。

伝わらないかもけどワクワク感。

1周目。晴れ、気温も上がってきそうな感じ。ある程度、選手同士パックになっていたのもあり、トラブルなく予定通り戻ってきた。案の定、暑くなってきて汗だくだったので着替えて、おにぎり2個持って2周目へ。

2周目。ここからソロ行動。昼から夕方にかけてのパート。暑さもあったが、雲がかかっておりトレイル区間は時折吹く風が心地良かった。2周目も予定通りだがやや眠気が出ていたのと、胃の違和感があった。着替えとトイレを済ませて、おにぎり2個持って3周目へ。

展望いい。

3周目。夕方から夜間の入りパート。トレイル区間では足攣り祭り、小雨から雨へ本格的に降って来たのでクマン岳でレインを着用した。スピードの上げられないトレイル区間でもあり睡魔に襲われてペース落ちる。AS2よりヘッデン点灯。眠気が襲いまくりロードペース上がらず。キロ8分。そして、あまり食べられなくなる。戻って15分仮眠、この仮眠も最初だけよかった。補給に関しては、ジェルやカロリーメイトは受け付けなくて、エイドのリアルフードだけ摂れるも調子は上がらない。カレーは美味かった。

4周目。夜間パート。相変わらずトレイル区間は足攣りまくり、そして、登りもくだりも眠気が襲う。ガスで視界不良、それなりの気温もあったのか、寒気などは感じてはない。AS2でも眠いと漏らしてた。ロードも眠気が襲いまくる全くペース上がらず。このロード区間は眠気でやられた。キロ13分。戻って30分仮眠をとり、長袖に着替えて、5周目へ出る前にあったかいそうめんとおにぎり3個。

ここらへんで寝た。

5周目。雨があがり、夜間から早朝パート。完走を目標にしてきたのもあり、制限時間では無理と判断し、全歩きすることにした。トレイルもロードも相変わらず眠気が取れず進まない。海岸線でたっぷり仮眠を取って、AS1に戻ってきた。

はじめての100マイルに挑戦させてもらった訳だが、個人的に完走にならなかった要因をまとめると。胃のトラブル、眠気の2点かなと。

胃のトラブル、揺れによる影響なのか、しかし、ジェルなどを、受け付けていないだけでリアルフードは摂れていた。エネルギーへの変換が遅延していた?ことが足を終わらせてしまったのか?粘れば復活したのか?

眠気、早い段階で眠気に襲われて思うようにペースが上げれず、フラフラしていた。ロードが単調なのとトレイル区間では歩かざるを得ないのもあり終始ダメだった。眠気対策もう少し余裕持って仮眠とればよかったのか?もしくはカフェインピルのようなものを検討すべきだったのか。

総じて、(補給不足もあっただろうが)走力不足もあったのかもしれない。今年に入って月間300kmは踏めても、累積8000m超えも2回のみ。距離ではなく、練習の強度を見直ししてもいいのかと思った。ここは改善出来るかと。

クマン100。はじめての100マイルに対してのサポートがとても手厚く、応援も熱く、しっかりコースの攻略への指南もあり、とてもいい大会であることは間違いない。今回は5周でDNFしてしまったが、足が動く限り次は行けるところまで制限時間たっぷり使いたいし、何より完走したい。

そのためにも、また今日から日々走っていく。もちろん休むときは休みます。

精進します。

簡単な100マイルなんてないのだから。

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